James Blakeの新曲が凄い!
‘If The Car Beside You Moves Ahead’
最近コレばかり聴いてます。Jamesの声が、、断片的で加工されている!またまた新境地を切り拓いた凄い曲!
高樹千佳子(cent.FORCE)
MUSIC ON!の音楽番組「TVカウントダウンE.T」、NOTTVの音楽番組「LOVE&ROCK」でMCを勤め、無類の洋楽好きとしても知られる高樹千佳子。そのコアな知識と飽くなき探究心を、NO.16 Columnで好き勝手に披露してもらいます!(週1回更新予定)
James Blakeは、88年ロンドン出身のシンガー、ソングライター、プロデューサー。オートチューンやヴォコーダーでエフェクト処理されたソウルフルな歌声に、ダブステップやR&B、エレクトロをブレンドした新しい音楽性で、‘新時代ダブステップの貴公子’と言われています。
‘The Wilhelm Scream’
‘Limit To Your Love’
‘CMYK’
‘Overgrown’
‘Retrograde’
‘Timeless’
‘I Need A Forest Fire (feat.Bon Iver)’
・・・とはいえ、、もちろん、今でこそ私はJames Blakeファンで、特に好きなアーティストの一人ですが、、
初期の1stアルバム(2011年)が出た頃は、正直、なぜこんなにこの方の評価が高いのか、なぜ国内国外の音楽メディアがそこまで大絶賛するのかがよくわかりませんでした。どうかすると聴きながらうっかり寝てしまいそうな…(本当に失礼すぎる!!Jamesさん、本当にごめんなさい!!)、そんな風に思っていたんですが、
2013年6月5日、新木場スタジオコーストで初めてライブを観た時に、James Blakeの偉大さが、彼の才能が賞賛されているわけが、よーーーくわかったのです!!
音源の比じゃないほど、あまりにソウルフルな歌声(生で聴くとほんとに感動!震えます。)、鼓膜や全身にビリッビリ響くビートの振動、演奏、照明、音響、どれをとっても最高レベル☆☆☆ 凄まじくカッコいい、もう次元の違う、かつてない音楽体験をしてしまったんです。
ライブで観るまで、良さが全くわかってなくて、Jamesさん本当に本当にごめんなさいm(_ _)m
あ、あと、音楽が素晴らしい上に、James Blakeは、背が高くてイケメンです?
あーーー、やはり、イイと言われているものはライブ観るべきだと、この時強く実感しました。そう、どのアーティストもそうだけど、ライブでこそ、生で観て聴いてこそ、そのアーティストの本当の素晴らしさがわかるってものです!
James Blakeのライブ未体験の方は、ぜひライブで実際に彼の音楽を体感してほしいです☆☆☆
James Blakeの近況はというと、、2016年に3rdアルバム「The Color in Anything」をリリース、フジロックに出演後、2017年2月に国際フォーラムで来日公演、その後、先述のおよそ2年ぶりの新曲 ‘If The Car Beside You Moves Ahead’とそのMVを公開し、2017年年末には海外でのライブで新曲3曲を披露し、さらには、あのケンドリック・ラマーとコラボした新曲も出ています!
‘If The Car Beside You Moves Ahead’
‘King’s Dead’
これは、ケンドリック・ラマーと、ラッパーのフューチャー、ジェイ・ロックとジェイムス・ブレイクがコラボした曲で、公開中の映画「ブラック・パンサー」のサントラに収録されています。 (中盤でJames Blakeのvocalが入って、そこで転調してます。これまた迫力ある曲!)
マーベル・コミックの実写化映画、マーベル・コミックの人気ヒーローが総登場する「アベンジャーズ」シリーズの最新作「ブラック・パンサー」のサントラは、ケンドリック・ラマーがプロデュースを手掛けているんですよね。今のヒップホップ、R&Bシーンで注目されている若手アーティストがずらりな、豪華で濃い?サウンドトラックとなっています! (ケンドリック・ラマー&ザ・ウィークエンドの‘Pray For Me’や、ケンドリック・ラマー&SZA(シザ)の‘All The Stars’などなど)
そして2月3月には、James Blakeとケンドリック・ラマーが共にヨーロッパ・ツアーを行ったようで。ラマーは今年のフジロックのヘッドライナーに決まっていることだし、、James Blakeも新曲ひっさげて、一緒にフジに出ちゃえばいいのにー?