先日発売されたザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、50周年記念エディションの日本盤ボックスセットには立版古(ペーパージオラマ)が収録されていたが、ザ・フー(The WHO)の『マイ・ジェネレイション』、ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の『ペット・サウンズ』、この2枚のアルバムの立版古が初めて登場することになった。
(情報提供:UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
これは、ユニバーサルミュージックから発売されている『ロック最高傑作50』、キャンペーンの対象商品50枚のうち3枚を購入して応募すると全員もらえるプレゼントの一つとして登場。
両アルバムともに、2次元のものを3次元にする作業は困難を極めたが、当時のジャケット写真撮影時の別カットなどを参考にして出来上がった。特に『ペット・サウンズ』は動物で隠れているメンバーの服装部分の生地の色や形を再現していくのが大変だったという。応募締め切りは、2017年9月30日。
◆ 立版古ジオラマ制作を担当した「It’s A Beautiful Day」コメント
『ペット・サウンズ』
歴史的名盤の少し不思議なジャケ。サンディエゴ動物園のヤギ達に迫られるなか、それぞれのメンバー達の対応ぶりなど楽しんでいただけたら嬉しいです。
『マイ・ジェネレイション』
ドラム缶の横でこちらを見上げる若きメンバー達の不敵な表情を楽しんでいただけたらと思います。箱の外側は、Sgt Pepper’sのアートディレクターであり、Pete Townshendが敬愛するPeter BlakeのMODSアイコンコラージュ風にしてみました。
ザ・フー『マイ・ジェネレイション』
「マイ・ジェネレイション」「キッズ・アー・オールライト」ほかピート・タウンゼントによる超一級のオリジナル曲と、モッズ然としたR&Bのカヴァーがバランスよく配されたザ・フー最強のデビュー・アルバム。同時期のシングル曲やアウトテイクなど、ボーナス・トラック12曲収録。(1965年発表)
ザ・ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』
稀代の天才ブライアン・ウィルソンが、持てる才気のすべてを1枚に結集したビーチ・ボーイズの代表作にして、“ロックの一つの到達点”と謳われる永遠のマスターピース。「素敵じゃないか」「神のみぞ知る」他、収録。オリジナルのモノ・ミックスと、1997年に制作されたステレオ・リミックスを併録。(1966年発表)