数々のスーパースターを生んだオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」で昨年優勝した、話題の13歳の天才シンガー・ソングライター=グレース・ヴァンダーウォール(Grace Vanderwaal)。先日リリースされたファースト・フルアルバム『ジャスト・ザ・ビギニング』が全世界29カ国のiTunesチャートでTOP5入りを果たすなど好調なセールスを記録するなか、アルバム収録のシングル「ソー・マッチ・モア・ザン・ディス」のミュージック・ビデオが完成。その等身大の魅力が凝縮された映像として注目を集めている。
(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
「ソー・マッチ・モア・ザン・ディス」 ミュージック・ビデオ
映像はレコーディングスタジオからスタート。作詞に行き詰まるグレース。モヤモヤした気持ちのままレコーディングブースに立ち、ヘッドフォンをして音楽が流れると・・・ブースを飛び出して舞台は壮大な草原へ。裸足で草原を駆け抜けながら、感情を解放して歌うグレース。歌詞の世界観とマッチした映像で展開していく。
途中登場する犬はグレースの愛犬フランキー。犬なのに独自のインスタが存在し、フォロワ―が何と48万人もいる。いつもグレースと一緒なのだからか、なんとNG無しで一発OKカットとなった。またグレースが一番お気に入りのシーンは、森で箱を見つけ手紙を読んでいるシーン。使用されているのは実際にファンから頂いた手紙で、自身が悩んだときなどに、いつもファンからの手紙で励まされているという体験からこのシーンが生まれた。「もらった手紙は必ず読んで、絶対捨てないわ!」とも述べている。
“携帯をしまって深呼吸をして”という歌詞が印象的なこの曲に関して、グレースは「SNSとかで、ドラマみたいにしたり、何かを煽ってみたり、また、写真に何個“いいね”がつくとかね。人生において取るに足りない、くだらないことばかりが気になって、身動きできない状態でいるよりも、そこから抜け出して、自分をハッピーにしてくれるものは何かと、広い視野で世の中を見回してみること。そして、自分がとらわれてしまっていることよりも、もっと素敵なことがたくさんあることに気付く大切さを歌っているのよ」と、大人も顔負けの世界観を語っている。
日本でも11月の全国ラジオ総合オンエアチャートにおいてNo.1となっている同曲。映像もさらに話題を集めそうだ。