1950~60年代のモダン・ジャズに対する深い造詣をバックグラウンドに、自身の思い描くスタイリッシュなサウンドを追求し続けている新世代ヨーロピアン・ジャズ・ムーヴメントの最重要プロデューサー/DJ/ギタリストのニコラ・コンテ(Nicola Conte)。日本では、ぼくのりりっくのぼうよみの「after that」を共作したことでも話題となった彼が、5月9日にニュー・アルバム『レット・ユア・ライト・シャイン・オン』をリリースする。
(Photo : Mariagrazia Giove)
純粋なオリジナル・ニュー・アルバムとしては2011年の『ラヴ&レヴォルーション』以来7年ぶりとなる待望の新作で、ここ数年ニコラが傾倒しているアフロ・アメリカンやスピリチュアル・ジャズのサウンドやエッセンスを、独自のフィルターで解釈しスタイリッシュに表現した作品となっている。
今回も、自身のアンテナに引っかかったアメリカ、ヨーロッパ、北欧の気鋭のミュージシャンやヴォーカリストを自身の活動の拠点であるイタリア・バーリのスタジオに招聘しレコーディングしたのだが、その模様が垣間見られるトレイラー映像がYouTubeで公開された。
そして6月には、ブルーノート東京で2年ぶりとなる来日公演が決定した。新作の録音に参加した、ディー・ディー・ブリッジウォーターとの共演でも知られるトランペット奏者セオ・クロッカーや、2011年の来日公演でも圧倒的なインパクトを残した歌姫ブリジット・アモファーをフィーチャーする、ファン必見のステージとなる。
『レット・ユア・ライト・シャイン・オン』トレイラー
◆ リリース情報
ニコラ・コンテ『レット・ユア・ライト・シャイン・オン』
2018年5月9日発売
UCCU-1752 \2.700 (tax in) ユニバーサルミュージック
【収録曲】
1. ウフル・ナ・ウモジャ
2. オグン
3. コズミック・ピース
4. ユニヴァーサル・リズム
5. ミスティック・リヴェレーション・オブ・ザ・ゴッズ
6. レット・ユア・ライト・シャイン・オン
7. スペース・ディメンションズ
8. トライブズ・フロム・ジ・アンノウン
9. ミー・ドゥ・ウォ
10. エッセンス・オブ・ザ・サン
11. ラヴ・パワー
12. アフロ・ブラック
13. ミスティック・リヴェレーション・オブ・ザ・ゴッズ (スワヒリ・ヴァージョン)*
*ボーナス・トラック
◆来日公演
ニコラ・コンテ・ジャズ・コンボ
featuring セオ・クロッカー、マグナス・リンドグレン、ピエトロ・ルッス、
マルコ・バルドスチア、テッポ・マキネン、アブディッサ・アッセファ&ブリジット・アモファー
DJ : 須永辰緒
2018年6月25日(月)~27日(水) ブルーノート東京
[1st] Open5:30pm Start6:30pm
[2nd] Open8:20pm Start9:00pm
★DJ Time – [1st]5:30pm~6:30pm [2nd]8:20pm~9:00pm&ライブ終演後