イギリスでは10月24日、アメリカでは11月2日、そして日本では11月9日に公開されるクイーンの生涯を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』。この映画の公開を記念して、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーによるクイーンのカバー「Killer Queen」が配信開始となった。
(情報提供:UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
Linusによってプロデュースされこの曲は、10月12日に公開されたショーン・メンデスによるクイーンの楽曲「Under Pressure」に続くカバー企画第2弾。収益の全てはクイーンの死後にバンド・メンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラー、マネージャーのジム・ビーチによって設立されたエイズを戦うチャリティー財団マーキュリー・フェニックス・トラストに寄付される。
今回のカバーについてファイヴ・セカンズ・オブ・サマーは下記のようにコメントを寄せている。
「クイーンは私たちバンドに大きな影響を与えてくれました。彼らのユニークなハーモニー、流れるようなソングライティングへ、そしてメンバーそれぞれの音楽性でどうやってお互いに影響を与え合うのか。それらは常に私たちに影響を与えてくれました。
私たちの3枚目のアルバム『Youngblood』に収録する楽曲を作っている最中に「Killer Queen」を聴き続けていたので、今回この曲をカバーすることに決め、この楽曲へのミニマルなアプローチをクイーンがバンド初期の時点で作り上げていたことに驚き、魅了されました。
私たちにとって、個性的なヴォーカリストたちで1つのバンドで探究していたという事実は私たちには非常に重要でした。彼らは、楽器を演奏するだけではなく、バンドのメンバー全員が歌うことができるんだという未来を見せてくれたのです。
個性的であるという点の先駆者として、フレディが私たちに教えてくれたのは自分自身を表現することの大切さです。それは、クイーンの音楽が今も、そしてこれからも生き続ける理由の一部なんです」
このカバーに対して、クイーンのマネージャーであり今回の映画のプロデューサーも務めているジム・ビーチは次のように語っている。
「マーキュリー・フェニックス・トラストの全員が、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーが映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公開を記念し、エイズと闘う我々の全世界的なキャンペーンに参加してくれて非常に光栄に思います。フレディが残した名曲「Killer Queen」の非の打ちどころのないカバー・ヴァージョンを作り上げてくれたファイヴ・セカンズ・オブ・サマーに感謝を申し上げます」。
◆ リリース情報
ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー「Killer Queen」
ダウンロード・ストリーミングサイトで配信中
● iTunes / Apple
https://itunes.apple.com/jp/album/1439476810?app=itunes&at=1000lNKS
● Spotify
https://open.spotify.com/track/0SA903LGHxe4ExdRY2SqVH?si=LCgHYlFCQce0PSERjupy3Q
◆映画情報
『ボヘミアン・ラプソディ』
2018年11月9日全国ロードショー
● 原題:Bohemian Rhapsody
● 監督:ブライアン・シンガー
● 製作:グレアム・キング/ジム・ビーチ
● 音楽総指揮:ブライアン・メイ(クイーン/ギター)/ロジャー・テイラー(クイーン/ドラマー)
● 出演:ラミ・マレック/ジョセフ・マッゼロ/ベン・ハーディ/グウィリム・リー/ルーシー・ボイントン/マイク・マイヤーズ/アレン・リーチ
配給:20世紀フォックス映画 © 2018 Twentieth Century Fox
映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編
● 映画公式サイト