何も隠さずに自分の思いをはっきりと伝え、周りに羨まれるほどの正直さと情熱、そして新鮮さで人々を虜にしていく、新世代のプラスサイズ・ディーヴァ、リゾ(LIZZO)。彼女がメジャー・デビュー・アルバム『コズ・アイ・ラヴ・ユー』を先日リリースし、アメリカ、カナダのiTunesでは総合チャートで1位を獲得した。
(情報提供: WARNER MUSIC JAPAN)
このアルバムにはアルバム・タイトル曲にもなっているリゾの圧倒的歌唱力を見せつけるパワー・バラード「コズ・アイ・ラヴ・ユー」の他、リゾが「自分のアイドル」と語るミッシー・エリオットとのコラボを果たした「テンポ (feat.ミッシー・エリオット)」。そしてシングル・カットされ、ミュージック・ビデオも話題になった80年代テイスト溢れたスマッシュ・ヒット・ソング「ジュース」などを収録。
「エレンの部屋」、「ザ・トゥナイト・ショー」、「ジミー・キンメル・ライブ」など数多くの人気番組への出演も果たすと、米メディア・エンターテインメント・ウィークリーからは「アルバム『コズ・アイ・ラヴ・ユー』はリゾの名を世界に馳せる作品になるだろう。
2018年に収録された同アルバムはリゾが過去3年間で成し遂げたキャリアとパーソナルの成長が見事に表れている。」と大絶賛を受けた。初のテレビ出演となった「エレンの部屋」では大勢のプラスサイズなダンサーを従え登場。得意のフルートも炸裂し、公式チャンネルで公開された動画は100万再生を超える。
「エレンの部屋」でのパフォーマンス
圧倒的な歌唱力が魅力的なリゾだが、突如吹き出すフルートのように、観る人を飽きさせないエンターテイメント性も彼女の魅力の一つ。あるフェスではセーラームーンのコスプレをしてフルートを吹き踊ってみせ、今年の世界最大の音楽フェス「コーチェラ」では大サビで自身のお尻を大胆に披露しオーディエンスの心を奪ってみせた。
◆ セーラームーン姿でのパフォーマンス
◆ コーチェラでのパフォーマンス (出典元:リゾ公式インスタグラム)
収録曲で一番のヒット曲「ジュース」は米メディア「Rolling Stone誌」が1月の段階で「今年に入ってまだ4日しか経っていないのにベスト・ソングが決定してしまった」と称賛を贈った。自分に自信を持つこと、自己肯定する事を導いてくれるこの楽曲は、ブルーノ・マーズとマーク・ロンソンの「アップダウン・ファンク」に並ぶヒット曲になるとさえ言われている。同楽曲はMTV JAPANが毎月アーティストをピックアップする「HOT SEAT」にも選ばれており、その活躍は日本にも上陸しつつある。
「昔の自分だったら耐えられなかったような事も経験してきた。でもそういう事を経験したからこそ、私はただ生き残るだけではなく、力強く成長する事が出来たの。私はなりたい自分になれた。
世界に立ち向かうために、私は強く自分を信じ続けた。そして自分の声を見つけた。全部大好きよ。私の体も。くだらない冗談を言う事も、全て私がやりたいことなのよ。」
こう語る、今の時代に欠かす事のできないポジティヴ・ヴァイブスを発信するリゾのメジャー・デビュー・アルバム『コズ・アイ・ラヴ・ユー』は現在配信中。