メキシコ出身、ロドリーゴ・サンチェス(Rodrigo Sanchez)とガブリエーラ・クインテーロ(Gabriela Quintero)の男女アコースティック・ギター・デュオ=ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ(Rodrigo Y Gabriela)の5年振り、通算4作目となるアルバム『メタヴォリューション』がリリースされた。
(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
(Photo: Ebru Yildiz)
新作は、オアシス、LCDサウンドシステム、ア・パーフェクト・サークル、フォール・アウト・ボーイなどを手掛けてきた”デイヴ・サーディ”がプロデューサーを務め、これまで同様に情熱的で卓越したスキルをもって放たれるオリジナル楽曲の他に、ピンク・フロイド「エコーズ」のカバー[AL『おせっかい(Meddle)』(1971年)収録]が収録。「おせっかい」は、アルバム後半部分のすべてを占めており、フロイドの長年のファンである2人が、同曲に敬意を表するとともに、彼らならではの金糸をそのタイムレスなテクスチャーに織り込み、現代的でエキサイティングな忘れられないものに仕上げている。このカバーについて、ロドリーゴは「僕たちはピンク・フロイドの大ファンなんだ。この曲、特にポンペイでのライヴ・ヴァージョンは僕たちにとって大きな意味を持つんだ。僕たちの“ハヌマン”のビデオは大いに似せましたよ。それとは別に、歌詞が45年前よりいっそう今日的な意味を帯びているよね。自分たちについての知識の追求は今サバイバルの鍵となってきている。つまるところそれこそが進化なんだ」と語っている。
◆ 作品情報
ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ
『メタヴォリューション』
【トラックリスト】
1. メタヴォリューション
2. テラセントリック
3. クンベ
4. エレクトリック・ソウル
5. クロトーナ・デイズ
6. ウィットネス・ツリー
7. エコーズ(*ピンク・フロイドのカバー)