現代最高峰のジャズ・ピアニスト=ミシェル・カミロ(Michel Camilo)の最新アルバム『エッセンス』から代表曲「オン・ファイア」のレコーディング風景映像が公開された。
(情報提供:SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
総勢18名が奏でる圧巻のビッグバンド・サウンドが生まれる瞬間を目の当たりにする動画は2018年7月、ニューヨークのパワーステーション・スタジオで収録された。カミロにとって1年半ぶり通算25作目となる新譜『エッセンス』は、全世界待望のビッグバンド・アルバム。現在の音楽シーンで多忙を極める腕利きが世界中から集結した最強ホーン・セクションとともに2018年7月ニューヨークで録音された。65歳のカミロにとって、ビッグバンドのスタジオ録音は1994年発表アルバム『ワン・モア・ワンス』以来となる。多忙なメンバーのスケジュール調整が難航するビッグバンドの録音とライヴだが、2013年11月にはブルーノート東京でソールドアウトとなった来日公演が行われた。あれから6年、ファンが待ち望んだビッグバンド来日公演がついに9月5~8日の4日間ブルーノート東京で実現する。
今望みうる最高のビッグ・バンド・サウンドを収録した新作には「人生の特別な瞬間を彩ってきたストーリーがあり、音楽人生で起きた様々な出来事や経験が凝縮されている」とカミロはコメントする。カミロのキャリアの集大成として重要な1枚である本作には、人気曲「オン・ファイア」「マノ・ア・マノ」等これまで発表してきたオリジナル曲のビッグバンド用アレンジが収録されている。編曲を手がけたのは、実力派トランペット奏者のマイケル・モスマンで、9月来日時メンバーに名を連ねている。モスマンは2013年11月ブルーノート東京で行われた伝説のカミロ・ビッグバンド公演時の来日メンバーであり、『ワン・モア・ワンス』にもクレジットされているカミロからの信頼あついプレイヤーだ。
日本盤のみ、先月末に来日していたキューバ出身、驚異のパーカッショニスト=エリエル・ラソとのデュオによるチャントをボーナス・トラックとして収録している。新譜タイトルの『エッセンス』が意味する4元素=風・水・火・土をあらわす表紙の写真はカミロと同郷ドミニカ共和国のカメラマン:エルミニオ・アルベルティ・レオンの作品。最新アルバムは現在日本のみ1か月半の先行発売中で、世界各地では6月7日に発売される。
◆来日公演情報
ミシェル・カミロwith ビッグバンド
● 日程:2019年9月5,6,7,8日@ブルーノート東京
● メンバー:ミシェル・カミロ(ピアノ)、リッキー・ロドリゲス(べース)、クリフ・アーモンド(ドラムス)、エリエル・ラソ(パーカッション)、マイケル・モスマン(トランペット) 他メンバー未定
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/michel-camilo-bigband/
◆ 作品情報
「エッセンス」 ミシェル・カミロ
● 品番:SICX30070 (BSCD2)
● 価格:3000円+税
● 録音:2018年7月23-27日ニューヨーク
<トラックリスト>
01アンド・サミー・ウォークト・イン
02 モンゴズ・ブルース・イントロ
03 モンゴズ・ブルース
04 リキッド・クリスタル
05 マノ・ア・マノ
06 ジャスト・ライク・ユー
07 イエス
08 ピース・オブ・ケーキ
09 オン・ファイア
10 リパーカッションズ
11 ハロー&グッバイ
【日本盤ボーナス・トラック】
12 モンゴズ・ブルース・チャント