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[コラム] オリンピック競技に「ブレイクダンス」

NO.16編集部コラム


今朝のニュースを見ていたら、2024年のパリオリンピックで「ブレイクダンス」が正式競技として加えられることが決まったそうだ。逆に野球と空手は、外れるということ。

ブレイクダンス・・・これはヒップホップ・カルチャーを構成する4つの要素のうちの一つとして数えられる。ヒップホップのオリジネイターの1人、アフリカ・バンバータが、ギャング間の抗争を収めるために、傷つけ合う代わりにブレイクダンスによるダンスバトルを使うことを提案して、広がっていった、とも言われている。DJも、ダンスをしやすくするため、曲をつなげたり、ループさせたりというテクニックを使うようになっていった。音楽と切っても切れない文化の一つだ。

もちろん、HIP HOPカルチャーは別にして、純粋にダンスを楽しんでいるという人もたくさんいるだろう。今回、ブレイクダンスがオリンピック競技になった、というのはおそらくそういった人たちが増えていることが大きな要因となっていることは疑いようがない。実際、筆者もHIP HOPの要素いブレイクダンスが含まれることは知っているものの、実際にブレイクダンスのバトルとかを見たことがあるのかというと、見たことはなく、MVやライブなどでダンサーが踊っているのを見て「かっこいい〜!」と感動しているような立場である。

NME電子版では早速このニュースが取り上げられており、ロックステディ・クルーのリチャード”クレイジー・レッグス”コールは、「これは本物のアートで、音楽からダンスへ、そしてDJ、ラッパーにつながっているんだ。俺たちはすでに自分自身で正当化しているから、別にオリンピックで正当化されたいとは思っていない」と、コメントしている。

https://www.nme.com/news/breakdancing-added-as-olympic-sport-for-2024-paris-games-2833570

一方で、「オリンピック」という舞台が用意されることで、ダンサーにとってはその舞台を目指すというモチベーションが生まれるかもしれない。世界中でダンスバトルが開催され、評価はされているものの、やはりオリンピックという、大勢の人が注目する舞台で活躍したいと思うことは、純粋な欲求だろう。また、これをきっかけに、改めてHIP HOPカルチャーというのが、どのように生まれ、発展し、今のラップミュージックへと「つながっているかを、いろんな人が能動的に触れてくれるいい機会になるかもしれない。それを知った上で、現代のポップ・ミュージックを聴くと、また違った見え方・聞こえ方になるということもあるのではないだろうか。

スケボーなどのXスポーツも、オリンピック競技となっているので、ある意味でこの流れは納得できる流れとも言える。何はともあれ、2024年のオリンピックでのブレイクダンス競技が、どのように開催され、どんなダンスバトルが繰り広げられるのか、楽しみにしたい。

もしかしたら、いずれはDJとか、ラップバトルというオリンピック競技ができるかも?その凄さが、カルチャーを知らない人に伝わるのかは、難しいところかもしれないが・・・

(NO.16編集部)

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