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[コラム] フレデリック “トゥーツ” ヒバート、コロナで他界

NO.16編集部コラム


スカ、レゲエのレジェンドバンド、トゥーツ&ザ・メイタルズのヴォーカル、フレデリック ”トゥーツ” ヒバートが亡くなった。77歳だった。トゥーツ・ヒバーツは9月の初めに新型コロナウイルスの陽性と判定され、入院していたという。

1960年代にバンドを結成し、ボブ・マーリーとはレベーベルメイトでもあった。また、諸説あるが、「レゲエ」というジャンルは、彼らの楽曲「Do The Reggay」から引用された、とも言われている。実際、タイトルに「レゲエ」というワードを入れたのは、彼らが最初らしい。

彼らの代表曲のひとつといえば「Monkey Man」だろう。冒頭の「アイヤイヤ〜イ」のフレーズが耳に残るこの曲は、2トーンスカのSpecialsや、UKのソウルシンガー、エイミー・ワインハウスもカバーしている。また、グウェン・ステファニーがフロントを担っていたバンド、No Doubtも、Toots & The Maytalsとコラボしてカバーしていた。

そんなレゲエのオリジネーターの一人でもあるトゥーツが、残念なことにこの世を去った。改めて、彼らの楽曲を振り返ってみるいい機会になるのではないだろうか。

それはそうと、彼を看取ったのは、39歳の妻と8人の子供だったとか。ボブ・マーリーもそうだったが、レゲエのレジェンドは何とも子沢山だ・・・

(NO.16 編集部)

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