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[コラム] 2021年のフェスに向けて

NO.16編集部コラム


ここ日本でも、少しずつではあるが、新型コロナウイルス対策をしっかりとした上での有観客ライブが行われるようになってきた。しかし、今年はフジロック、スーパーソニック(オリンピックの影響でもともとサマソニは休止)が、中止・延期へと追い込まれた。フジもスパソニも来年開催のアナウンスが出されているので、来年こそは音楽で盛り上がる日々を体感したいものだ。

もちろんそれは日本だけでなく、海外も同じで、軒並みフェスは延期・中止となったなか、早々に来年の開催も発表している。その一つが、イギリスのレディング・リーズ・フェスティバルである。2021年は8月27日〜29日に開催される。今回、新たなラインナップが発表されているが、やはり豪華だ。これは見たい、と思わせてくれる。

https://www.readingfestival.com/

ストームジー、ポスト・マローン、リアム・ギャラガー、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、キャット・フィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン、ビーバドゥービー、ディスクロージャー、ダベイビーなどなど。

ちなみに、このレディング・リーズフェスティバルは、レディングという街とリーズという街の2箇所で同時開催されるフェス。このフェスを参考に日本のサマーソニックが生まれたのだ。今年のサマソニは、東京オリンピックの影響で、「スーパーソニック」という形に変えて、日程もずらして開催予定だったが、オリンピックそのものも延期、スパソニもギリギリまで開催を模索したが、残念ながら2020年の開催には至らなかった。

しかし、こうやって海外でもフェスに向けて一歩ずつ、再び歩みが始まっている。もちろんまだまだ乗り越えなければならない課題は山積みだと思うが、心の栄養でもある音楽、フェスが新しい形であれ、日常に戻ってきてほしいものである。

(NO.16編集部)

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