見えないもの、わからないものへの恐怖というものは、人それぞれ感じ方は違ってくるのかもしれない。例えば、インフルエンザの予防などに接種される「ワクチン」だが、このワクチンに対しては、反対する人たちがいるのが事実だ。ワクチンの考え方は、弱毒化させたウイルスを体内に入れて、免疫を獲得する、というものなので、そこに対する忌避感を持つ人は出てくるのは仕方ないかもしれない。
ただ、影響力の大きい人が、そういったことを発信してしまうと、何かと物議を醸してしまう。
ストーン・ローゼスのイアン・ブラウンがツイッターで、「ロックダウン、テスト、追跡、マスク・・・全ていらない」というツイートをしている。
NO LOCKDOWN NO TESTS NO TRACKS NO MASKS NO VAX #researchanddestroy
— Ian Brown (@ianbrown) September 5, 2020
長く続くコロナウイルスとの戦いに嫌気がさしているのかもしれないが、その全貌が見えていない現状であったり、ワクチン、特効薬などがない今の状態では、予防の可能性が高いものを実行していくしかないだろう。
ましてやアーティストはライブができない状況だ。ライブをするにしても、感染拡大させないということが重要になる。そのためには、今できることをしなければ、ライブすら開けなくなってしまう。
今は、いろいろ思うことがあっても、飲み込んで、前に進むしかないのではないだろうか。