(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
アバ、セリーヌ・ディオンを生んだヨーロッパ最大の音楽の祭典“ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021”で、見事優勝を飾ったイタリアのロック・バンド、マネスキン(Maneskin)。優勝後わずか1か月間で全世界の音楽シーンを席巻中の彼らだが、7月6日付けのSpotifyグローバルTOP50チャートで1位を獲得。さらにTOP10に2曲同時にランクインさせるという快挙を成し遂げた。
今回1位を獲得したのは、2017年にリリースしたデビューEP『チョーズン』に収録され、現在TikTokでも再生回数が急上昇している、フォー・シーズンズのカヴァー曲「ベギン」、そして8位には今年3月にリリースした最新アルバム『テアトロ・ディーラVol.1』からのオリジナル楽曲で、独特のリズムがクセになる「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ」がランクイン。オリヴィア・ロドリゴ、エド・シーラン、リズ・ナズ・X、ドージャ・キャット、デュア・リパetc..錚々たるアーティストがTOP10に名を連ねる中、堂々の1位獲得、そして2曲同時ランクインとなった。またTOP50まで目を向けてみると、35位にもイタリア語詞でユーロヴィジョン・ソング・コンテストでも披露し、ブレイクのきっかけとなった「ジッティ・エ・ブオーニ」もランクイン。同曲のミュージック・ビデオはこれまでに約6,200万回再生され、彼らの勢いを物語っている。
2015年に結成されたマネスキン(デンマーク語で「月光」を意味する)は、20~22歳のダミアーノ・デイヴィッド(vo)、ヴィクトリア・デ・アンジェリス(b)、トーマス・ラッジ(g)、イーサン・トルキオ(ds) から成るイタリアはローマ出身の4人組バンド。彼らのサウンドはロック、ラップ、ヒップホップ、レゲエ、ファンクの要素を多彩に織り交ぜ、フロントマン・ダミアーノのソウルフルな声によりまとめられていることが特徴だ。また、華やかなロック・スター然としたステージ衣装も目を引く。
今後彼らは現在配信中の最新アルバム『テアトロ・ディーラ Vol.Ⅰ』の続編を年内にリリースする予定。また12月に初のアリーナ・ツアーを行ない、2022年春に長期ツアーに出ることも発表している。新たなロック・スターが不在の昨今、ロック復活の狼煙を上げて世界を席巻中の彼らに要注目だ。