Tokyo FM、Nack 5、Bay FM、Inter FM、Jwaveのラジオ局による洋楽のオンエア回数をナンバーシックスティーンが独自に集計。先週のTOP10はこんな感じでした!
1st HOLY MOUNTAIN:NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS
新作を聴いたら気絶する?!
元オアシスのノエル・ギャラガーによるソロ・プロジェクト[ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ]。ニューアルバム『フー・ビルト・ザ・ムーン?』を先週水曜日に、世界に先駆け日本で先行リリースした。先日、日本のファンへのコメント・ビデオを公開。その中では、「(アルバムを聴いたら)気絶するだろう。3曲目あたりで意識を失うかもしれない。本作で俺のレベルはピークに到達したと思う。俺はあまりに凄過ぎるから、引退しなければならないかもしれないね」と自信たっぷりにコメントしている。
2nd GORGEOUS:TAYLOR SWIFT
全米チャート2週連続No.1
11月10日に世界同時リリースされたテイラー・スウィフトの新作『レピュテーション』。このアルバムは最新の全米チャートで2週連続のNo.1を獲得している。全米において発売から4日間のみで105万枚を売り上げ、2017年最大のウィークリー・セールスを記録した。しかも、この4日間の売上のみで、早くも今年これまでのベスト・セラーだったエド・シーランの『÷』(91万9,000枚)の売上を超え、今年最も売れたアルバムとなった。テイラーのアルバムが、1週間で100万枚のセールスを突破するのはこれで4枚目。『1989』(2014年)はリリース初週で129万枚、『レッド』(2012年)は121万枚、『スピーク・ナウ』(2010年)は105万枚を売り上げた。この勢いだと『レピュテーション』は、初週129万枚売り上げた前作『1989』を抜いて、テイラー本人にとって最大の初動セールスになることが予想されている。
3th FLUME:TINY CITIES feat. BECK
今週末に来日公演
本名ハーレー・エドワード・ストリーン。 1991年11月オーストラリア・シドニー生まれのエレクトロニック・ミュージシャン。2011年にオーストラリアのレーベル=フューチャー・クラシックと契約し、「スリープレス」を発表。以降、2012年の初アルバム『フルーム』、2016年の『スキン』が本国で1位を獲得。また、第59回グラミー賞では最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞を受賞している。来週12月5,6日には、東京・大阪でのジャパンツアーが予定されている。
4th GET OUT OF YOUR OWN WAY:U2
いよいよ今週ニューアルバムリリース
14枚目のスタジオ・アルバム『ソングス・オブ・エクスペリエンス』をいよいよ今週金曜日、12月1日にリリースするU2。2014年にリリースされた前作『ソングス・オブ・イノセンス』と対になる作品として、早くからその存在が明らかにされていたアルバムで、2作のタイトルは18世紀のイギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの詩集“Songs of Innocence and Experience”(『無垢と経験の歌』)からインスピレーションを得ている。
5th CAUGHT BY THE WIND:STEREOPHONICS
20年目のニューアルバム
ケリー・ジョーンズ (vocals/guitar)、リチャード・ジョーンズ (bass)、アダム・ジンダーニ (guitar)、ジェイミー・モリソン (drums)の4人組。もともとは、南ウェールズのカマーマンで幼馴染だったケリー、リチャードらによって結成されたステレオフォニックス(Stereophonics)。ゴールド・ディスクを獲得した1stアルバム『ワード・ゲッツ・アラウンド』のリリースから今年でちょうど20年。その記念すべき今年11月にリリースした10枚目のスタジオ・アルバム『スクリーム・アバヴ・ザ・サウンズ』に収録されいてるのが、この曲。このアルバムを制作するにあたり、Vo.のケリーは、“街中に蔓延っている不安な感情に我々が立ち向かえるような、ビッグなアンセム・ソング”を書きたかったとコメントしている。
6th SPENT THE DAY IN BED:MORRISSEY
3年ぶりの新作到着
本名スティーヴン・パトリック・モリッシー、イギリス北部のマンチェスター出身。イギリスのNME誌が「史上最も影響力のあるバンド」と評したザ・スミスのヴォーカルで詩人であるモリッシー(Morrissey)。そのザ・スミスは先月、3rdアルバムにして、最大の名盤である『ザ・クイーン・イズ・デッド』の3CD+1DVDからなる「デラックス・エディション」をリリースしたばかりだが、この曲は、約3年振りとなる新作スタジオ・アルバム『Low In High School』に収録されている1曲。このアルバムは、モリッシー自身のレーベル、<ETIENNE RECORDS>からの第1弾アルバムとなる。
7th SANTA’S COMING FOR US:SIA
現在オセアニアツアー中
オーストラリア/アデレイド出身のシンガー・ソングライター。1997年にソロ・アーティストとしてデビューし、アルコール依存症や処方薬への依存症、双極性障害などに苦しみ、一時アーティストとして活動を休止したものの、近年ではリアーナ、ビヨンセ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラ、カーリー・レイ・ジェプセンなど、数多くのトップ・アーティストの楽曲を手掛ける、ポップス界における最も重要なソングライターとしても活躍しているSia。この曲は自身初のクリスマス・アルバム「『エブリデイ・イズ・クリスマス』に収録されている。現在SIAはオセアニアツアー中。11月30日はオーストラリア・メルボルン、12月2日はシドニー、12月5日にはニュージーランドのオークランドでのライブが予定されている。
8th ONE FOOT:WALK THE MOON
最新アルバムからの1曲
煌びやかな80sフレイヴァーが絶妙に散りばめられた2014年発表のシングル「シャット・アップ・アンド・ダンス」が、米ビルボード<HOT100>チャート 9週連続トップ5入り、全英チャート3週連続トップ5入り、ここ日本でもiTunesオルタナティヴ・チャートで堂々1位を獲得するなど世界的ブレイクを果たしたシンセ・ポップの雄=ウォーク・ザ・ムーン(Walk The Moon)。そのウォーク・ザ・ムーンが先週リリースした3rdアルバム『ホワット・イフ・ナッシング』に収録されいてるのがこの曲。
9th ALWAYS ASCENDING:FRANZ FERDINAND
新体制でのニューアルバム
昨年オリジナルメンバーであるニック・マッカーシー(G, Vo)が脱退、ジュリアン・コリーとディーノ・バルドーが加入し5人組となったことを発表、その後精力的にツアーを行い新作の発表が待ち望まれていたフランツ・フェルディナンド(Franz Ferdinand)。2013年にリリースした『Right Thoughts, Right Words, Right Action』以来、およそ4年半ぶりのニューアルバム『オールウェイズ・アセンディング』を来年2月にリリースすることを発表した。新体制となり初となるアルバムのレコーディングは、パリのモーターバススタジオとロンドンのRAKスタジオにて行われた。プロデューサーには、フランスのダンス・デュオ、カシアスのフィリップ・ズダールを迎えている。
10th SANTA’S BACK IN THE USA:GREEN DAY
ベストアルバム到着!
1994年にアルバム『ドゥーキー』でメジャーデビュー。以来、全世界で7,500万枚以上のアルバム・セールスを誇る、現代パンク・ロック・シーンを牽引する最重要バンドのひとつであるグリーン・デイ(Green Day)。そのインディーズ時代から、昨年リリースした最新作『レボリューション・レディオ』までを網羅したベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ:ゴッズ・フェイバリット・バンド』を先週リリース。この曲は、ベスト・アルバムに収録されている唯一の新曲。