Rumerは2020年4月24日に5枚目のアルバム『Nashville Tears』をCooking Vinylよりリリースする。Rumerは音楽のスポットライトから離れて南部で暮らしていた時、カントリー・ミュージックに夢中になっていた。そうした中、Nashville Songwriters Hall of Famerのメンバーで、Trisha Yearwood、Alison Krauss、Judy Collins等に曲を提供する作曲家、Hugh Prestwoodの作品と出会い、これが当『Nashville Tears』を制作する契機となった。アルバムはStarstruckスタジオでFred Mollinのプロデュースにより制作。これまでに録音されたことのないHugh Prestwoodの楽曲を含む全15曲が収録されたカヴァー・アルバムが完成した。アルバムからのファースト・シングルは「Bristlecone Pine」で、2020年1月に公開された。
(情報提供: WARNER MUSIC JAPAN)
イギリスのシンガーソングライター、Rumerは1979年、7人兄妹の末っ子としてパキスタンで生まれた。1984年、一家はイギリスへ移るも、彼女が11歳の時に両親が離婚。また、実の父はかつて一家が雇っていたパキスタン人の料理人であることも判明してしまった。その後、Rumerは極貧の中で音楽活動を続け、31歳でAtlantic Recordsと契約。2010年にデビュー・アルバム『Seasons of My Soul』をリリースした。『Seasons of My Soul』はシングル「Slow」のヒットもあり、UKチャートの3位を記録。プラチナディスクの大ヒットとなり、2011年のブリット・アワードで「最優秀新人賞」と「最優秀ブリティッシュ女性アーティスト賞」の2部門にノミネートされた。2012年には70年代の楽曲をカヴァーしたセカンド・アルバム『Boys Don’t Cry』をリリース。アルバムはUKチャートの3位を記録、ゴールド・ディスクを獲得。2014年にはサード・アルバム『Into Colour』をリリース。2016年にはBurt BacharachとHal Davidの曲を歌った4枚目のアルバム『This Girl’s in Love: A Bacharach and David Songbook』をリリース。UKチャートの28位を記録した。
Rumer – Bristlecone Pine
今週からスタートしている全米ツアーは全会場ソールド・アウト、続くイギリス・ヨーロッパツアーも各会場軒並みソールド・アウトしており、いままさに世界で一番注目されているアーティストとなっている。さらなる活躍に期待しよう。