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TOTO、ワールド・ツアー日程の2022年への延期と、追加日程を発表

TOTO


(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

2019年10月20日のフィラデルフィア公演をもって無期限の活動休止を宣言していた中、昨年2020年11月21日に新たなラインアップで再始動を果たし、世界に向けて一夜限りのオンライン・ライヴを開催、そのメンバーでの<The Dogz of Ozワールド・ツアー>を発表し世界中のファンを歓喜させたTOTO。そのTOTOが、確定していた公演日程をすべて2022年に延期することを発表した。影響を受ける公演の具体的な日程およびこれまでは公表されていなかった新たな公演については下記をご参照のこと。

TOTO、ワールド・ツアー日程の2022年への延期と、追加日程を発表
(Photo: Alex Solca)

ルーク(=スティーヴ・ルカサー)はこう打ち明ける。

「ファン、メンバー、クルー、それから俺たちが活動を始めたら影響を受けるみんなの健康を第一に考えながらバンドの活動に臨むためには容易な決断だった。45年もツアー生活を続けた後、この1年2ヶ月を隔離状態で過ごすのは試練だったよ。ジョー(=ジョセフ・ウィリアムス)、俺自身、メンバー、クルーはぜひ活動を再開させたいと思っているけれど、世界はまだ俺たち全員が直面している試練の舵取りをしているところなんだ。引き続きショウを発表するから、今後数ヶ月内に確定する日程を見逃さないようにしておいてくれ。2022年が来たら海外に行けるのを楽しみにしているよ」。

スティーヴ・ルカサーとジョセフ・ウィリアムスを中心にした<TOTO>不滅の歴史の新章に加わる新しいバンド・メンバーは、ベーシストのジョン・ピアース(ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース)、ドラマーのロバート・“スパット”・シーライト(ゴースト・ノート、スナーキー・パピー)、キーボードとバックグラウンド・ヴォーカル担当のスティーヴ・マッジオラ(ロバート・ジョン&ザ・レック)。キーボーディストのドミニク・“エグゼヴィア”・タプリン(PRINCEバンド、ゴースト・ノート)、マルチ・インストゥルメンタリストにしてヴォーカリストのウォーレン・ハム(リンゴ・スター・オールスター・バンド)は引き続きアンサンブルに在籍する。このラインナップは加入または脱退したバンド・メンバーやサイドマンを鑑みるに、TOTOとして15代目のラインナップとなる。

「素晴らしいミュージシャンたちが楽曲を演奏するというのはTOTOにとって光栄なことだ。今後はTOTOのカタログからディープな音源、ヒット曲、それからジョーと俺が最近出したソロ・アルバムの収録曲からと、より幅広い選曲をしていくことになるだろう。俺たちは新作に対する世界の反響に、これ以上ないくらい感激しているんだ。世界中でチャート・インしたしね。収録曲をいくつかTOTOの新しいセットリストに組み込むことによって、<The Dogz of Ozワールド・ツアー>に新鮮な刺激がもたらされることになる。つまり、俺たちは2人とも、過去のTOTOを現在と未来に連れていこうとしているんだ」。  (スティーヴ・ルカサー)
 

「TOTOのショウをやるのはいつも完全な喜びなんだ。そしてこのモデルは力強く本物であり続けている。最高のミュージシャンとシンガーの集まったバンドが、ありとあらゆるクールな曲を書いて演奏している。そういう形で始まったし、そういう形で続いていくんだ。もうすぐまたツアーに出て、ステージに立って、生身の姿で、さらにディープな“レガシー”的な曲や、ルークと俺それぞれの新作からの新しい曲を入れて、セットリストの幅を広げるつもりだ。待ちきれないよ!」 (ジョセフ・ウィリアムス)

ルークとジョセフ・ウィリアムスは子供時代からの竹馬の友であり、この数十年間世界を舞台にプロフェッショナルとして成功を収めてきた、ディープで多彩な歴史を共有するバンド仲間でもある。

ルークはこう振り返る。

「今回の展開にはこれ以上ないくらい穏やかな気持ちだよ。新鮮で楽観的な熱意を覚えながら未来に足を踏み入れているんだ。このバンドに長い間在籍したメンバーの中で、何世代にもわたる俺たちのファンに音楽を届け続けるためにツアーに出ることを望んでいるのは、現時点ではジョーと俺だけだ。俺は45年近くも唯一のオリジナル・メンバーとして、1回のショウも1枚のアルバムも逃さずにこのレガシーを育てる傍ら、ライヴ・コンサートというセッティングの中でこの音楽を継続的に存在させてきた。それは一生やめないつもりだ。そして俺たちは必ずツアーに戻ってくる。その時は自分たち個人としての将来を再考すると同時に、オーディエンスとの間に存在するディープな絆を維持して、なおかつ引き続き新しい発見をしていくというレアな機会が与えられるんだ」。

今年の2月26日、ルークとジョセフは各自ソロ・アルバム(それぞれ『I FOUND THE SUN AGAIN』と、『DENIZEN TENANT』)をザ・プレイヤーズ・クラブ/マスコット・レーベル・グループよりリリースし、世界中の複数の地域でチャート・インを果たした。お互いが片方のレコーディングに多大に貢献した連作/姉妹作とも呼ぶべき価値あるソロ作品となっている。また、デヴィッド・ペイチはルークの『I FOUND THE SUN AGAIN』とジョセフの『DENIZEN TENANT』の一部楽曲に参加している。

確定したツアー日程はこちら。

<The Dogz of Ozワールド・ツアー>

2022年7月14日 ドイツ:ボン KunstRasen

2022年7月15日 オランダ:アムステルダム Ziggodome

2022年7月16日 ドイツ:ハレ Peißnitzinsel

2022年7月19日 スイス:プラッテルン Z-7

2022年7月21日 ベルギー:ミッデルケルケ Proximus Pop-Up Arena

2022年7月23日 フランス:ヴィトロル Festival Jardin Sonore

2022年7月28日 ドイツ:シュヴェツィンゲン Schlossgarten

2022年7月29日 オーストリア:グラーツ Messe Open Air

2022年7月31日 ポーランド:ワルシャワ Torwar

2022年8月10日 スウェーデン:ヘルシンボリ Sofiero Castle

2022年8月11日 デンマーク:ヴィボー Paradepladsen

2022年8月13日 デンマーク:コペンハーゲン Royal Arena

2022年8月14日 スウェーデン:イエーテボリ Partille Arena