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モービー、第3弾先行シングル「ナチュラル・ブルース」の配信がスタート

MOBY


(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)

2021年5月28日にリリースされるモービー(Moby)のニュー・アルバム『リプライズ』から、第3弾先行シングル「ナチュラル・ブルース」の配信がスタート。そのミュージック・ビデオも公開された。

icon-youtube-play「ナチュラル・ブルース」 ミュージック・ビデオ

「ナチュラル・ブルース」は、モービーの名を一躍世界に広めることになった1999年の大ヒット作『プレイ』に収録されていた楽曲。今回は、グラミー賞を受賞しているアメリカ出身のジャズ・シンガー、グレゴリー・ポーターとアフリカン・アメリカンのシンガー、アミシスト・キアをフィーチャー。オリジナルに忠実でありながら、二人のソウルフルなヴォーカル、そしてブダペスト・アート管弦楽団との組み合わせによって、驚くほど現代的で、新たなエネルギーを感じさせるヴァージョンに生まれ変わっている。

また本日公開を予定しているミュージック・ビデオには、ロブ・ブラルヴァー監督と共同で制作され近日公開となるドキュメンタリー映画『Moby Doc』からの映像を使用。砂漠の山腹や宇宙空間といったシチュエーションとモービーで構成された映像に加え、作品全編にわたってヴォーカルを披露するグレゴリー・ポーターとアミシスト・キアの姿が散りばめられている。グレゴリー・ポーターのパフォーマンスは、モービーの自宅で万全なコロナ対策のもと撮影されたもので、二人が直接会うのはパンデミック禍では初めてのことだったという。

モービーは「僕が作ってきた曲はものすごく絶望的なものもあれば、祝賀的な曲もある。そして多くの場合、僕の音楽が生きるのはその中間のほろ苦さの中なのだと思う。グレゴリー・ポーターとアミシスト・キアのパフォーマンスがもたらすのは、光と闇の両方のトーンを含んだ新たな切望感。その深慮な解釈によって、この二人にしかできない深いニュアンスが引き出されているよ」と語っている。

グレゴリー・ポーターは「“ナチュラル・ブルース”を初めて聴いた時、すぐに曲とのつながりを感じられた。とてもモダンに聴こえるのに、1000年前のような雰囲気がある。この曲の根底に流れるさまざまな影響が、今回の新ヴァージョンで再び前面に押し出され、今ではない別の時代の魂や精神や声をより一層伝えてくれる。この再構築され、新たに生まれ変わった名曲に私の声を提供できるのは、とても嬉しいことだ」 とコメント。

また、アミシスト・キアは「この“ナチュラル・ブルース”の素晴らしいリミックスで歌えたことを光栄に思います。子供の頃にこの曲を聞いたことは覚えているわ。大学でオールドタイム・ミュージックを学ぶまでは気づいてなかったの。ここでサンプリングされていたのがローマックス・コレクションのヴェラ・ホールの声だったなんて。もう何年も“ナチュラル・ブルース”をかけてきた。フィールド・レコーディングがいかに重要か、どう音楽的に私たちを色々な場所に連れて行ってくれるか。それを人に話す時、この曲を例に挙げていたわ。こんな形で円が一周したなんて、私が望んでいた以上の出来事よ。私の声がグレゴリー・ポーターの声と一緒に聴けるなんて、それだけでもすごいこと。彼のような素晴らしいヴォーカリストと曲を共有できたことを心の奥から嬉しく思っています」とコメントを寄せている。

アルバム『リプライズ』は、レイヴの名曲やアンセムなど、モービーが歩んできた30年以上の音楽人生を彩ってきた代表曲を、ブダペスト・アート管弦楽団との共演で、オーケストラとアコースティック楽器のためのアレンジで新たに生まれ変わった14曲が収録されている。

モービーはミュージシャン、シンガーソングライター、プロデューサー、DJ、写真家、活動家としての顔を持つ著名人。マルチ・プラチナのセールスを記録、グラミー賞ノミネートにも輝いた。その名を世界に知らしめた大ヒットアルバム『Play』をはじめとして、全世界での総売上は2000万枚以上。ビルボード・ダンス・クラブ・ソングス・チャートでのTOP10入りを8度果たしている。忠実なヴィーガンであり、動物愛護、人道的支援の提唱者。自らが撮影した写真集を始め、これまでに4冊の本を執筆している。