リバの新作が夏に出る!!?
かも!?
ということで、今回はイギリス・ロンドン出身のThe Libertines (ザ・リバティーンズ)♪
高樹千佳子(cent.FORCE)
MUSIC ON!の音楽番組「TVカウントダウンE.T」、NOTTVの音楽番組「LOVE&ROCK」でMCを勤め、無類の洋楽好きとしても知られる高樹千佳子。そのコアな知識と飽くなき探究心を、NO.16 Columnで好き勝手に披露してもらいます!(週1回更新予定)
ローファイで荒削りなサウンドが魅力の彼らは、2000年代のガレージ・ロック・リバイバル・ムーブメントの代表的なバンドです。批評家筋からもその音楽性は高く評価されています。
2002年に1stアルバム「Up The Bracket」をリリース、その後、バーナード・バトラー(元SUEDE)がプロデュースした03年の‘Don’t Look Back Into The Sun’や04年の「The Libertines」が売れまくり、イギリスはもちろん、世界中に‘リバティン信者’と言われる熱狂的なファンがいるわけです。(もちろん日本にも!筆者もその1人)
代表曲は、
Don’t Look Back Into The Sun
Time For Heroes
Death On The Stairs
I Get Along
Vertigo
などなど??
中心メンバーのピート・ドハーティーやカール・バラーらのロック・スターらしい言動も相まって、カルト的な支持を得ています。(ピートはちょっとやんちゃ過ぎますが笑、、そろそろ落ち着いたのかしら?)
しばらくお休みした後、2010年に再結成、2015年には11年ぶりとなる新作『Anthems For Doomed Youth』(3rdアルバム)をリリースし、続く4thアルバムをどうやら‘現在制作中’、らしいんですよね。
レコーディングはそれぞれが行っているようで、バンドとしては「あとはまたみんなで顔を合わせればいい」だけで、それぞれ持ち寄った楽曲をリバティーンズとしての「方向に押し出して」いけば良いという考え方だそう。ふむ、最初からみんなでせーのどん!で作るわけではないんですね。
最新情報によると、「4作目に当たる最新アルバムはデビュー作『Up The Bracket』みたいなパンクっぽいサウンド(!)になりつつあるとのことで、リリースは今夏ごろを目指してがんばっている最中(by ピート&カール)」ですって!
楽しみだなーーー♪♪♪
この夏はイギリスのいくつかのフェスにもヘッドライナーとして出演が決まっているようだし(「Y Not Festival」、「Kendal Calling 2018」)、ピートがOKだったら、近い将来、来日公演も実現するといいな。(ピートがやんちゃ過ぎたので、日本に入国できず、来日公演もずっとできてないのです。。ピート、いい加減にしいや!!)
そうそう、イギリス南部の海岸都市マーゲイト(ロンドンから電車で1時間ちょっと)に、リバティーンズの新アジト、The Albion Roomsというのができたそうで。アンディ・ウォーホルのThe Factoryみたいな、メンバーや友達がリラックスして創作活動が行なえるスタジオやバーやホテルが合体した新しいクリエイティヴ・スペースとのことです。
当初は「リバティーンズが住むようになると、この閑静な田舎町がクレイジーなパーティー・タウンと化してしまう!やめてくれ!」という地元民の反対で難航していたようですが(そりゃそうだわ笑!)、新アジト、ついに完成したとか!(住民の皆さん、納得されたんでしょうかね笑)
彼らの公式Youtubeで「メンバー4人が新アジトの内部を案内している動画」が見られますよ。
音楽好きな人達の新たな観光名所になりそうですね☆