世界で1番稼ぐDJ、“Calvin Harris”って?
こんにちは!DJ / Label Owner / ProducerのJunya Shimizuです。
DJ JunyaShimizu
プロジェクトレーベル『InfinitySense』主宰・『TOKYO FM』ディレクター/選曲家。2005年よりDJ/オーガナイザーとして国内のHouse/Crossoverシーンを中心に活躍。Jazzy & SoulfulなGrooveを主軸に、House, EDM, Drum’N’Bass, HipHopと、固定概念に囚われる事の無い自由なCrossover Style DJ。2006年より“次世代のダンスミュージック”をテーマにプロジェクト兼パーティー『InfinitySense』を主宰。海外アーティストの来日ツアー企画など、常に新世代の音楽を紹介してきた。現在は、青山0 ZEROにて偶数月第3日曜日に開催中。
https://iflyer.tv/ja/infinitysense/
改めてDance Music界の重要人物“Calvin Harris”
彼について色々とお話しています。
前回は、完全にゴシップ話で終わってしまいましたね(笑)
今回は彼の音楽的側面をデビュー曲から振り返っていきましょう!
前回はコチラ。
■“Calvin Harris”は、元々EDMだったのか?
Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)は
MySpaceなどの自身のページにオリジナルの楽曲やリミックスを
2005年頃にアップしていて、それが瞬く間に口コミで広まり、
2007年、オーストラリアのシンガー・Kylie Minogue(カイリー・ミノーグ)の楽曲を
全く無名にも関わらずプロデュースし、一気に注目を浴びる事になります。
↑この楽曲はルーマニア、ベルギー、フランス、スイス、イギリスなど各国のチャートで1位を獲得。
2007年にリリースされた自身のメジャーデビューSingle「Acceptable in the 80’s」は
UKシングル・チャートでいきなり10位を記録し、その後15週連続チャート・イン。
2nd Single「The Girls」は初登場TOP5入りを記録します。
「Calvin Harris / Acceptable in the 80’s」
「Calvin Harris / The Girls」
2008年にDizzee Rascal(ディジー・ラスカル)との共演トラック
「Dance Wiv Me」はUKチャート1位を見事記録。
「Dizzee Rascal & Calvin Harris / Dance Wiv Me」
その後、The Ting Tings(ザ・ティン・ティンズ)やKaty Perry(ケイティ・ペリー)、
Kanye West(カニエ・ウエスト)のRemixを行うなど
全世界からリミックスやプロデュースのオファーが殺到しだします。
ココまで曲を聴いて頂いて分かると思いますが…
彼、最初は我々が良く耳にするEDMではなく
Electro Pop(Disco)だったんですね。
そんなカルヴィンが2009年にリリースした2nd Album『Ready for the Weekend』
コレがある意味、ターニングポイントになったのではないかと思います。
このAlbum、UKチャート初登場1位を獲得。
収録曲の「Yeah Yeah Yeah La La La」は
イギリスのコカ・コーラのCMに起用されるなど話題になりました。
「Calvin Harris / Yeah Yeah Yeah La La La」
↑動画含め、この曲は個人的に大好きです。
そのAlbumの中で、特に異才を放って注目されたのが「I’m Not Alone」。
UKシングル・チャートを2週連続1位を獲得。
当時、世界中のClubでかかりまくってました。勿論、日本でも。
「Calvin Harris / I’m Not Alone」
↑哀愁感漂う前奏から一気にトランシーなビルドアップ急展開でドロップ。
EDM特有の“高揚感”は彼の中でココら辺から意識し出したのかも。。。
因みに、ちょっとこの曲聴いてみて下さい。。。
「Chris Brown / Yeah 3x」
2010年にリリースされ、爆発的ヒットになった
アメリカ人シンガー・Chris Brown(クリス・ブラウン)によるナンバー「Yeah x3」。
「I’m Not Alone」に酷似し過ぎていて、当時、カルヴィンはTwitterで
「今朝、ラジオから流れるクリス・ブラウンの新曲を聴いた時に
コーンフレークを喉に詰まらせそうになったよ!どういう意味かわかる?」と呟いたそう(笑)
その後、TwitterでChris Brown(クリス・ブラウン)のファンから
「あなたの曲なんて誰も知らない」と攻撃を受け、これに対し
「何を言おうと、盗作は盗作だ。
DJ Frank E(「Yeah 3x」のプロデューサー)の事をリスペクトしているけれど、
彼は僕の曲を知っているはずだ。」とツイート。
そんなこんなな騒動の後、Chris Brown(クリス・ブラウン)本人が2曲を聴き比べた上で類似を認め、
Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)の本名“Adam Richard Wiles”を
「Yeah 3x」作曲者のクレジットに追加され、
カルヴィンが制作に関わったことになった…というエピソードがあったりします。
余談ですが…2009年、カルヴィンが日本のClub Partyで来日公演した際
ご一緒させてもらったんですが、当時は凄く素朴なナイスガイでした。
渋谷のドン・キホーテでカピパラさんのぬいぐるみを物色したりね…(笑)
さぁ、ココから彼のEDMシーンでの大進撃が始まります。
続きは、また次回♪
DJ JunyaShmizu
プロジェクトレーベル『InfinitySense』主宰・『TOKYO FM』ディレクター/選曲家。2005年よりDJ/オーガナイザーとして国内のHouse/Crossoverシーンを中心に活躍。Jazzy & SoulfulなGrooveを主軸に、House, EDM, Drum’N’Bass, HipHopと、固定概念に囚われる事の無い自由なCrossover Style DJ。2006年より“次世代のダンスミュージック”をテーマにプロジェクト兼パーティー『InfinitySense』を主宰。海外アーティストの来日ツアー企画など、常に新世代の音楽を紹介してきた。現在は、青山0 ZEROにて偶数月第3日曜日に開催中。
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