2014年にギターのパスカル・ダナエ、ドラムのバプティステ・ボンディ、サックスのラフジーが、リーワード諸島にあるグアドロープという島嶼群で出会い結成された音楽グループデルグレス(Delgres)。
(情報提供: HOSTESS ENTERTAINEMENT)
バンド名の「デルグレス」は、19世紀初頭にリーワード諸島で奴隷制に立ち向かった英雄ルイ・デルグレスから来ているという。ザ・ブラック・キーズを彷彿とさせるガレージ・ロックとブルースを融合させたサウンドは、自国のみならず、New York Timesをはじめとする世界中のメディアから注目されている。そのデルグレスがPIASと契約を果たし新曲「Mr President」をリリース。同時にミュージック・ビデオも公開された。
Mr President
楽曲についてメンバーは下記のようにコメントしている。「この曲で僕たちは、この世界のリーダーたちにとてもシンプルで純粋な質問を投げかけているんだ。散々話し合って、投票して、誓い合ったっていうのに、なんでまだ僕たちは生き残るために戦わなければいけないんだ? 僕たちのほとんどはこの地球上で苦しんでいる」。
海外メディアからもコメントが届いている。
– 「アフリカン、アフロ-カリビアン・ギター・スタイル特有の複雑なスタッカートが突如現れる、角ばったギターリフが持ち味のブルース」(New York Times紙)
– 「深い思いやりとロックンロール・グルーブが宿っている」(Télérama誌)
■ショート・バイオ
デルグレスはカリブ海・リーワード諸島で結成された3人組バンド。メンバーはギターのパスカル・ダナエ、ドラムのバプティステ・ブロンディ、サックスのラフジー。3人はリーワード諸島にあるグアドロープという島嶼群で出会い2014年にバンドを結成。ギターのダナエは当時からすでに、作曲家、演奏家、シンガー・ソングライターとしてヨーロッパ全土でマルチに活躍しており、ピーター・ガブリエルやユッスー・ンドゥール、ネナ・チェリー、ジルベルト・ジルなどから高い評価を受け、その名を轟かせていた。ガレージ・ロックとブルースが融合したサウンドは地元のみならずNew York Times紙など世界各国のメディアからの注目を集めている。そんな彼らが2018年、PIASと契約を果たし、4月に新曲「Mr President」をリリース。