7月12日にジャスティン・ビーバー、ブルーノ・マーズ、エミネムら超豪華アーティスト22人が参加したニュー・アルバム『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』をリリースし、全米全英で2週連続1位を獲得しているエド・シーラン(Ed Sheeran)。 彼が現在行っている「ディバイド・ツアー」が、“最も興行収入を挙げたツアー“として史上最高記録を樹立したU2の「360ツアー」の記録を塗り替えた事が発表された。
(情報提供: WARNER MUSIC JAPAN)
8月2日、ドイツのハノーバーにて行われた今回の公演は、およそ2年半に及んだ「ディバイド」ツアーの246番目のライブとなり、この公演でU2が樹立したツアー史上最高記録を正式に破った。コンサート業界の業界誌『ポールスター』誌によると、「ディバイド・ツアー」の興行収入は7億3,670万ドルを突破し、2011年7月30日に樹立され、”破ることのできない記録”だと言われていたU2「360°」ツアーの7億3,642万ドルの記録を打ち破った。
「今日、「ディバイド・ツアー」が、U2によって樹立されたツアー記録を打ち立てたよ。とうとう史上最大の動員数と興行収入を挙げたツアーとなったんだ。公演を見に来てくれた皆ひとりひとり心から感謝しているよ。残すところあと12公演!この快挙は決して忘れないよ」
エドは自身のインスタグラムにてこうコメントした。
「ディバイド・ツアー」は2017年3月16日から始まり、2019年8月26日に255番目の公演を最後にその幕を下す予定となっている。893日に渡り行われた同ツアーの最後の公演は、8月23日から26日まで、彼の故郷であるサフォーク州イプスウィッチで行われる予定だ。
今回の「ディバイド・ツアー」の平均価格は86.75ドル(約9200円)で、『ポールスター』誌による「2018年度トップ100 ワールドワイド・ツアー・チャート」のトップ10に選ばれたツアーの中でも最も低価格との事。また、同ツアーにはVIPチケットがなかったため、チケット転売業者や流通市場からの激しい反発を招くという事態も引き起こした。
5月24日にフランスで行った公演で、同ツアーは「360°」ツアーの730万人の動員数を抜き、731万5970人で史上最多記録をマーク。この総動員数はツアー終了時には850万4493人に至ると予想されている。
なお、このツアーの一環で日本には2018年4月11日大阪城ホール、13日、14日に武道館公演を開催。また今年4月9日に東京ドーム、23日に京セラドームと、自身初の日本でのドーム公演を開催。すべての公演でソールドアウトを記録している。