9月21日付全米アルバム・チャート(Billboard 200)で初登場1位を獲得したポスト・マローン(Post Malone)の最新アルバム『ハリウッズ・ブリーディング』。ポスト自身にとって2作目の全米1位となった今作、ストリーミング等も含めたリリース初週の全米セールスは、アルバム換算で489,000ユニットを記録(内訳はフィジカル200,000、ダウンロード換算11,000、ストリーミング換算278,000)。これはテイラー・スウィフト『ラヴァ―』が記録した867,000ユニットに次いで2019年度では2番目に高い数字。そしてストリーミングだけで278,000ユニットという数字はアルバム収録曲の総再生数にすると3億6540万回。これは今年2月にリリースされたアリアナ・グランデ『Thank U Next』の3億710万回を抜いて、2019年における1週間で最も再生されたアルバムとなった。
(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
さらに9月21日付全米シングル・チャート(9/21付Billboard Hot 100)では、3位「グッバイズ」、4位「サークルズ」、8位「テイク・ホワット・ユー・ウォント」、10位「サンフラワー」、とTOP10内に4曲が同時ランクイン。昨年ドレイクが更新した“TOP10に7曲同時ランクイン”という記録には届かなかったものの、自身が持っていた“2019年に最も多くTOP10ヒットを放ったアーティスト”の記録を5曲から6曲に伸ばし、次点のアリアナ・グランデ(4曲)をリードする形となった。
また、8位にランクインした「テイク・ホワット・ユー・ウォント」にはオジー・オズボーンが参加していることが話題となっているが、オジーにとっては1989年6月にリタ・フォードとのデュエットで全米8位を記録した「Close My Eyes Forever」以来、30年ぶり2曲目の全米TOP10ヒットとなった。この“30年と3カ月ぶりにTOP10入り”、というのは、ドビー・グレイが持っていた30年と2カ月を抜き全米チャート史上“最もブランクの空いたTOP10”ヒットとなるのだとか。
最新のインタビューでオジーは「今回のコラボレーションの話が来るまで(ポスト・マローンの)曲は聴いたことなかったけど、この曲(「テイク・ホワット・ユー・ウォント」)で歌って欲しい、と頼まれてやってみたんだ。で、それから(ポスト・マローンのプロデューサーである)アンドリュー・ワイアットとアルバムをレコーディングしようという事になって9曲作ったんだ。だから、今回のコラボレーションがある意味きっかけとなったんだ。」と語っており、ポスト・マローンの熱意が大御所にも影響を与えたようだ。
◆ 作品情報
Post Malone “Hollywoods’s Bleeding”
ポスト・マローン 『ハリウッズ・ブリーディング』
◎デジタル:配信中
◎日本盤CD
発売日:2019年10月9日
品番:UICU-1313
価格:2,200円+税
<トラックリスト>01. ハリウッズ・ブリーディング
02. サントロペ
03. エネミーズ feat. ダベイビー
04. アレジック
05. ア・サウザンド・バッド・タイムズ
06. サークルズ
07. ダイ・フォー・ミー feat. フューチャー、ホールジー
08. オン・ザ・ロード feat. ミーク・ミル、リル・ベイビー
09. テイク・ホワット・ユー・ウォント feat. オジー・オズボーン、トラヴィス・スコット
10. アイム・ゴナ・ビー
11. ステアリング・アット・ザ・サン feat. シザ
12. サンフラワー(スパイダーマン:スパイダーバース)with スウェイ・リー
13. インターネット
14. グッバイズ feat. ヤング・サグ
15. マイセルフ
16. アイ・ノウ
17. Wow.