SNSというものは、人と人との距離を良くも悪くも縮めてくれる存在となっている。Foo Fightersのデイヴ・グロールとSNS上で交流している10歳の女の子の存在をご存知だろうか?Nandi Bushellという女の子で、なんとデイヴ・グロールに、ドラムでバトルを挑んだという。デイヴ自身がドラムを務める、Them Vroocked Valturesの「Dead End Friends」という曲なのだが、これを見事に叩き切っている。
このRound 1は、どうやらNandiが勝利を収めたようだが・・・もちろんこれで終わらないのが、すごいところ。Round 2と題された動画がアップされ、それをみてみると、なんと、デイヴ・グロールがNandiのテーマソングを作ってくれていたのだ。
グラミー賞アーティスト、世界中のフェスでヘッドライナーを飾る、そんなアーティストが10歳の女の子と交流し、曲まで作ってくれる・・・もちろん、Nandiのドラムの実力、また、デイヴ自身の懐の深さがあってこそ、という部分はあるのだが。
ちなみに、デイヴは以前、ステージに呼び込んだ小さな男の子にギターを弾かせたところ、その上手さに驚き、なんとデイヴのギターをプレゼントするというサプライズもしている。
なにはともあれ、Nandiとデイヴの交流はYouTubeやTwitterを使って行われており、SNSのもたらす可能性の大きさを教えてくれている。
もちろん、使い方ひとつ、読み取り方ひとつで、大きな間違いを犯してしまうのもSNSであることは忘れてはいけない。