Tokyo FM、Nack 5、Bay FM、Inter FM、Jwaveのラジオ局による洋楽のオンエア回数をナンバーシックスティーンが独自に集計。先週のTOP10はこんな感じでした!
1st GORGEOUS:TAYLOR SWIFT
4日間の売り上げで全米今年最も売れたアルバムに
11月10日に世界同時リリースされたテイラー・スウィフトの新作『レピュテーション』。全米において発売から4日間のみで105万枚を売り上げ、2017年最大のウィークリー・セールスを記録した。しかも、この4日間の売上のみで、早くも今年これまでのベスト・セラーだったエド・シーランの『÷』(91万9,000枚)の売上を超え、今年最も売れたアルバムとなった。テイラーのアルバムが、1週間で100万枚のセールスを突破するのはこれで4枚目。『1989』(2014年)はリリース初週で129万枚、『レッド』(2012年)は121万枚、『スピーク・ナウ』(2010年)は105万枚を売り上げた。この勢いだと『レピュテーション』は、初週129万枚売り上げた前作『1989』を抜いて、テイラー本人にとって最大の初動セールスになることが予想されている。
2nd ONE FOOT:WALK THE MOON
最新アルバムからの1曲
煌びやかな80sフレイヴァーが絶妙に散りばめられた2014年発表のシングル「シャット・アップ・アンド・ダンス」が、米ビルボード<HOT100>チャート 9週連続トップ5入り、全英チャート3週連続トップ5入り、ここ日本でもiTunesオルタナティヴ・チャートで堂々1位を獲得するなど世界的ブレイクを果たしたシンセ・ポップの雄=ウォーク・ザ・ムーン(Walk The Moon)。そのウォーク・ザ・ムーンが先週リリースした3rdアルバム『ホワット・イフ・ナッシング』に収録されいてるのがこの曲。
3th TOO GOOD AT GOODBYES:SAM SMITH
全米・全英ともにNo.1
代表楽曲「ステイ・ウィズ・ミー ~そばにいてほしい」の大ヒットなどで2015年の第57回グラミー賞では「最優秀新人賞」など主要3部門を含む最多4部門を受賞したサム・スミス(Sam Smith)。今月頭にリリースした最新アルバム『スリル・オブ・イット・オール』が自身初となる全米・全英チャートの両方で1位を獲得し、87の国と地域のiTunesチャートで1位を獲得するなど、世界で1,200万枚を売り上げた前作よりもさらに高い評価を獲得しており、その“天使の歌声”とも称される魅力に再び世界中が虜になっている。アメリカのAP通信は、「サム・スミスは、デビュー作に続き2作目のアルバムでも未だ感情的な歌を歌っているが、彼の成長は明らかであり、それが素晴らしい形で作品に反映されている。このアルバムには、1つ足りともミスがなく、完璧だ。『スリル・オブ・イット・オール』は究極の一枚であり、しかし同時に更なる可能性を秘める一枚でもある。」と評価している。
4th SO MUCH MORE THAN THIS:GRACE VANDERWAAL
今月下旬に来日
数々のスーパースターを生んだオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」で昨年優勝した、13歳の天才シンガー・ソングライター、グレース・ヴァンダーウォール(Grace Vanderwaal)。待望のファースト・フルアルバム『ジャスト・ザ・ビギニング』が今月頭に全世界同時リリースされたが、そのリリースを記念し今月下旬に緊急来日することが決定した。海外で数々のアワードを受賞し、モデルとしてもデビューするなど、目まぐるしく変化した激動の一年を締めくくる来日となる。
5th ANYWHERE:RITA ORA
半年ぶりのニューシングル
コソボで生まれ、ロンドンで育ったシンガー・ソングライター。2012年にデビューを飾り、シングルが立て続けに全米チャート1位を獲得。デビュー・アルバム『Ora』でもUK1位を獲得、さらにプラチナを獲得するほどの大ヒットを記録。そして、タレント、ファッション・リーダーとしてもその活動が注目されているリタ・オラ(Rita Ora)。レコード会社を移籍し、今年5月に第一弾シングル「Your Song」をリリースしているが、それ以来の新曲となるのがこの曲。
6th LOOK WHAT YOU MADE ME DO:TAYLOR SWIFT
全米No.1獲得
今月10日に3年ぶりとなるニューアルバム「レピュテーション」をリリースしたばかりのテイラー・スウィフト(Taylor Swift)。このアルバムは、17日に発表された全英チャートで見事初登場1位を獲得。テイラーにとって、イギリスにおける3枚目のNo.1アルバムとなった。また、今週発表される全米チャートにおいても『レピュテーション』が1位になることはほぼ確実である中、1位を獲得した場合、テイラーにとって5枚目のNo.1アルバムとなる。
7th I MISS YOU:CLEAN BANDIT feat. JULIA MICHAELS
クラシックをベースにしたエレクトロ・ユニット
イギリス出身の4人組、クラシックをベースにしたエレクトロ・ユニット=クリーン・バンディット(Clean Bandit)。10月~11月にかけて5000人収容の伝統的ホール「ハマースミス・アポロ」を含むヘッドライン・ツアーをUKで開催しているクリーン・バンディットの新曲がこの「I Miss You」。この楽曲はメンバーのジャックとグレースに加え、古くからバンドと仕事をしているMark Ralphがプロデュースを務めている。ボーカリストには、ジャスティン・ビーバーの世界的大ヒット曲「Sorry」の曲作りに参加、自身の楽曲「Issues」はアメリカをはじめとした各国でプラチナム認定されるなど、世界的シンガーでありソングライターでもあるアメリカ出身の女性シンガー、ジュリア・マイケルズが参加。
8th HAPPY HOUR:WEEZER
ニューアルバムからの1曲
リヴァース・クオモ(vo/g)、ブライアン・ベル(g)、スコット・シュライナー(b)、パトリック・ウィルソン(ds)からなるカリフォルニア州ロサンゼルス出身の3人組=ウィーザー(Weezer)。昨年末にグラミー賞の「最優秀ロック・アルバム」にノミネートされた前作『ウィーザー(ホワイト・アルバム)』の発表後、彼らは新作の作曲に取りかかり、それを『ブラック・アルバム』と名づけていた。しかし彼らは、制作を進めるにつれて、彼らの作っている曲が、世界の果てのビーチからやって来る白昼夢のような感じがすることに気づいた。そこで彼らは、その方向性に逆らおうとせずに、全く新しいアルバムを作り始めた。こうして今回の『パシフィック・デイドリーム』が誕生した。
9th IT’S MY HOUSE:MIKA
ニューシングル到着
1983年8月18日、レバノン出身で現在ロンドン在住のシンガー・ソングライター、プロデューサー、さらにグラフィック・デザインも手掛けるミーカ(MIKA)。デビュー作『ライフ・イン・カートゥーン・モーション』は世界で600万枚以上の売り上げを記録し、一躍世界のポップ・プリンスとなった。その後、『ザ・ボーイ・フー・ニュー・トゥー・マッチ』も世界的に大ヒットを遂げ、イギリスを代表するブリット・アウォーズ、最も優秀なソングライターに贈られるアイヴァー・ノヴェロ賞、加えてMTV・アウォーズといった数々の音楽賞に輝いており、過去に32ヶ国において、ゴールド及びプラチナディスクを達成している。こちらは現在配信リリース中の最新シングル。
10th SANTA’S COMING FOR US:SIA
ニューアルバムは年明けにリリース
オーストラリア/アデレイド出身のシンガー・ソングライター。1997年にソロ・アーティストとしてデビューし、アルコール依存症や処方薬への依存症、双極性障害などに苦しみ、一時アーティストとして活動を休止したものの、近年ではリアーナ、ビヨンセ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラ、カーリー・レイ・ジェプセンなど、数多くのトップ・アーティストの楽曲を手掛ける、ポップス界における最も重要なソングライターとしても活躍しているSia。この曲は、先週リリースのSia初のクリスマスアルバム「『エブリデイ・イズ・クリスマス』に収録されている。