Tokyo FM、Nack 5、Bay FM、Inter FM、Jwaveのラジオ局による洋楽の週間オンエア回数TOP10をご紹介します!
1st GIANT:CALVIN HARRIS FEAT.RAG ‘N’ BONE MAN
今年もフルスロットル
今週の1位は、カルヴィン・ハリスの2019年第一弾シングル、「ジャイアント」。ヴォーカルを取っているのはUKの注目ソウルシンガー、ラグンボーン・マン。カルヴィン・ハリスは、SNS上で、今年も最高な曲を何曲かリリースする、と発信しており、今後のリリースにも注目が集まりそうだ。
2nd LAND OF THE FREE:THE KILLERS
憂国の歌
今回リリースとなった新曲「ランド・オブ・ザ・フリー」、その歌詞、そしてミュージック・ビデオには、昨年末にニュースになった中米諸国からアメリカを目指す移民キャラバン、トランプ大統領が掲げるメキシコ国境との壁、未だなくならない肌の色の違いによる人種差別、銃社会が引き起こす問題など、現在のアメリカの抱える様々な社会問題が表現されている。フロントマンのブランドン・フラワーズはこの社会の中で起きるべきではないこれらの問題を、“the land of the free”と皮肉を込めて曲の中で繰り返している。
3rd CHANCES:BACKSTREET BOYS
2人での来日はあるのか?
先週、ニューアルバム『DNA』の配信もスタートした、2000年代初頭、世界を席巻したボーイズ・グループ、バックストリート・ボーイズ。先週、ファン・イベントのために来日も果たしていた。より大人の魅力をまとった彼らの人気が、衰えていないことを証明したようだ。
4th DANCING WITH A STRANGER:SAM SMITH with NORMANI
お互いファン同士のコラボ
初登場1位となったのは、サム・スミスの新曲。今回コラボしているのは、フィフス・ハーモニーのメンバー、ノーマニ。R&Bサウンドのスムースでメロウなポップ・トラック。サムとノーマニの美しいヴォーカルが心地よい1曲だが、このコラボは、必然的な偶然から生まれたものである。
昨年のある日、サムが米・ロサンゼルスのスタジオでスターゲートとジミー・ネイプスと楽曲制作をしていた時に、偶然、サムの隣のスタジオで作業をしていたのがノーマニだった。長年、それぞれがお互いのファンだったことがその場で発覚し、すぐさまコラボすることが決定したという。
5th 7 RINGS:ARIANA GRANDE
日本語大好き
立て続けに新曲をリリースしているアリアナ・グランデだが、前作の「imagine」に続いて、この「7 RINGS」のPVでも、冒頭のタイトルで「7つの指輪」と、日本語での表記も出る。そして、前作リリースからわずか半年で、ニューアルバムのリリースも決まったようだ。
6th SOUND OF AN ORCHESTRA:MIKA
イタリアのテレビ番組テーマ曲
レバノン出身のシンガーソングライター、ミーカが配信でリリースした新曲。彼の友人でもある、Ivan Cotroneoが監督を務めたという、イタリアのテレビ番組のテーマソングということだ。
7th CAN’T KNOCK THE HUSTLE:WEEZER
次はブラックアルバム??
カバー曲で構成されたアルバム(Teal Album)をリリースしたことでも注目を集めているウィーザーだが、どうやら次の新作は「ブラック・アルバム」になるかもしれない。これは、1994年の『THE BLUE ALBUM』、2001年の『THE GREEN ALBUM』、2008年の『THE RED ALBUM』、2016年の『THE WHITE ALBUM』につづく作品となる。この曲のジャケットデザインも、黒がベースとのデザインとなっている。
8th REUNION:BUSTED
イギリスの大人気バンド
イギリスで絶大な人気を博しているパワーポップバンド。2005年に一度解散しているが、2015年に再結成。今年2月にはニューアルバムのリリースも決定した。相変わらずキャッチーなメロディを聞かせてくれている。2017年にも来日公演を行っているので、ニューアルバムをリリースしての再来日、期待したい。
9th MOVIES:CIRCA WAVES
4月にはニューアルバム
イギリスを代表するバンドにまで成長しているサーカ・ウェーヴス。すでに日本でもオンエアされているMOVIESのPVも公開された。サーカ・ウェーヴスは度々日本のフェスにも来日しているので、今年の夏フェス参加も期待が持てそうだ。
10th ALRIGHT:JAIN
クリス・マーティンもお気に入り
フランスのトゥールーズに生まれ、ドバイ、アブ・ダビ、コンゴで育った26歳のジェインは、国際色豊かな感性をパリのアートスクールで更に磨きをかけ、フレンチ・テクノやアラビアン・ビート、アフリカン・リズムなど、彼女ならではの音楽的影響と、絶妙に癖になるメロディが特徴的なポップ・ソングで全世界を魅了中だ。2016年にリリースされたデビュー・アルバム『ザナカ』のストリーミング総再生数は3億回を超え、YouTubeではシングル「カム」が9,000万回、「マケバ」は6,000万回という総再生回数を叩き出すなどいきなり大注目を集め、中でも「マケバ」は、2017年3月にコールドプレイのクリス・マーティンが自身のSNSで“今お気に入りの曲”として紹介し、翌年の第60回グラミー賞で「最優秀ミュージック・ビデオ賞」にノミネートされるなど、ヨーロッパのみならずアメリカでの知名度も上昇し、ツアー進出も果たした。
なお、1位から50位までのプレイリストはこちら!!