全世界で通算3000万枚以上のアルバムセールスを誇るイギリス、エセックス出身のエレクトロニック・ミュージック界の先駆者、ザ・プロディジーが3年ぶり7枚目となるスタジオ・アルバム『ノー・ツーリスツ』を11月に発売することを発表した。
(情報提供:HOSTESS ENTERTAINMENT)
ザ・プロディジーのブレインであるサウンド・クリエーターのリアム・ハウレットを中心にバンド・メンバーのキース、マキシムと共に、昨年からロンドンにあるスタジオにてプロデュースとミックスを実施。リアムが”確実にバンド・アルバム”と語る本作にはいくつかのコラボレーション楽曲も収録されるそうだが、基本的にはリアム、キース、マキシムの3人が生み出したサウンドだ。リアムはアルバムについて、「これらの楽曲はライブのために作られた曲だ。ライブの時の気持ちや雰囲気を想像して曲を作ってる。その”バズ”がなくならない限り俺たちは音楽を辞められないよ。」と語っている。
アルバムの発表と共に、80年代おけるダンスフロアの女王ロレッタ・ハロウェイのヴォーカルをサンプリング使用しているファースト・シングル「Need Some1」が公開された。本楽曲についてバンドのリアム・ハウレットは以下のように語っている。
「ダウンテンポなグルーヴで危険性を感じる曲を書きたかった。俺たちの曲はどんなに雰囲気が変わっても、俺らの原点の一部は必ず残ってる。”新しいアルバムはどんな感じ?”と尋ねられると、俺はいつも”邪悪なレイヴ”と答えている。それが俺らの音だ。」
「Need Some1」
本ミュージック・ビデオはフィリピン出身の映像監督、パコ・ラテルタが手掛けており、フィリピンのマニラで撮影が行われた。映像に関してリアムは、「ミュージック・ビデオというものは、この「Need Some1」の映像のように、独創性に溢れドキドキするような映像でないとそもそも作る意味がない。色々な監督の映像作品を見たけど、パコのスタイルが非常に目立っていた。この映像の暴力的で生々しいスタイルというのは今までに見た事ないと思う。」と語っている。
◆ リリース情報
アーティスト名:The Prodigy (ザ・プロディジー)
タイトル:No Tourists (ノー・ツーリスツ)
レーベル: BMG / Hostess
海外発売日: 2018年11月2日(金)
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