みどりの日
少し前に9年間担当した番組SYMPHONIAについてのコラムを書いたのだが、上には上がいるもので、平成30年間を跨いで、今なお続いている番組がある。その驚異の番組、TOKYO FMで放送中の「トランス・ワールド・ミュージ…
少し前に9年間担当した番組SYMPHONIAについてのコラムを書いたのだが、上には上がいるもので、平成30年間を跨いで、今なお続いている番組がある。その驚異の番組、TOKYO FMで放送中の「トランス・ワールド・ミュージ…
音楽コラムという名のもとに好き勝手を書かせていただき、はや2年経つのだが、いわゆる音楽評論ではないにしても、自分が聴いたコンサートの感想などはやはり多くなる。今回もプロの評論家が書きそうもないことを含めて感想文を書いてみ…
番組の中で使用する音源はクラシック音楽の場合、基本的にCDだがミュージックバードの放送ではハイレゾ音源の場合もある。24bit放送という高音質でもあるので、これは他の放送局ではない特殊なものなのだが、やはりハイレゾで聴く…
いよいよ「令和」の元号が発表され、世の中では「平成」を振り返る、という趣旨の企画がたくさんあるようだ。平成の30年は今上天皇が存命のうちに終わりを迎える、という今までにない穏和な形でもあるし、そうした企画を作る側の世代が…
番組改編期は新番組が始まるとともに長年やってきた番組が終わる季節でもある。私も今回の改編ではTOKYO FMで9年間という長い期間制作を続けてきた「SYMPHONIA」が終了することになった。 9年前に番組が始まる時は急…
新番組が始まる季節である。放送業界は4月と10月が番組編成の変わる時期であり、3月ともなると終わる番組と始まる番組が交錯して、制作現場は何かと慌ただしい。 衛星デジタル音楽放送ミュージックバードでは4月から新番組「人生を…
最近チャイコフスキーづいている。クルレンツィスとコパチンスカヤの衝撃の来日コンサートも記憶に新しいが、番組制作の中で、音源にノイズが乗ったのでは? というリスナーからの指摘を受けて交響曲をまるまる検聴したのも、偶然にもチ…
2月は短いのであっという間に過ぎてしまったが、その終わりと3月の頭にかけてタイプの違うヴァイオリンのコンサートを3回聴く機会があった。その中でコンサートのマナーについて気になったことがいくつかあったので、それも含めてここ…
前回のコラムで書いた大阪へのコンサート遠征から戻った翌日、私はすぐに番組の収録が控えていた。午前11時半からTOKYO FMの SYMPHONIAの収録。新幹線が遅れたらどうしよう、というギリギリの時間ではあったが、ほぼ…