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仮面のピアニスト=ランバート、新作EP『Alone II 』から先行トラック「In In」の配信がスタート

LAMBERT


(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)

ベルリンを拠点に活躍するコンポーザー兼ピアニスト、ランバート(Lambert)。昨年リリースされたアルバム『トゥルー』に続く、新たなEP『Alone II 』が2020年7月3日にMercury KXから発売される事が決定。そして、そのアルバムからの先行トラック「In In」の配信が開始された。

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「In In」のインスピレーションになったのは、音楽で描く「前編 (prequels)」というアイディアだったという。

ランバートは、「‟イントロ” という考え方も好きなんだけど、それではどこか違うな、という気がした。これが何かの‟始まり”だというのではないと。‟イントロダクション” の前に、もうすでに何かは起きている。この‟イントロ” で語られることは、‟アート、もしくはストーリー全体” の本質的な何かでもある。この考え方にハリウッドが20年ほど前に気づき、‟続編”ではなく、‟前編“ を作るようになったんだ」と説明する。

ランバートの大胆なヴィジョンと楽曲センスは、クラシックのレパートリーに加え、ポップ・ミュージックやカルチャー全般からの情報、それに対する深い理解によって作り上げられている。2017年にリリースされたアルバム『スゥート・アポカリプス 』は、人類が物凄いスピードで向かいつつあるディストピア的未来の中に、時折、訪れる美しい瞬間が、オーケストラルな手法でとどめられた画期的なアルバムだった。そこから、2019年に発売されたアルバム『トゥルー』、そして聴く者の心に残る、繊細さに満ちたEP『Alone II』へと、ランバートは魂を揺さぶり、意識を覚醒させるような、独自の音楽言語を作り上げた。リスナーはランバートが作り出す世界に引き込まれ、魅了されながら、催眠と陰鬱と魔法の間を行き来するだろう。そして時に顔を覗かせる謎に包まれた遊び心と色彩豊かなメロディが醸し出すドラマの要素。それもまたランバートの楽曲の魅力の一つといえるだろう。

ランバートは昨年に、新進気鋭の映画監督トム・オクセンハムとアルバム『トゥルー』の楽曲をフィーチャーした短編モキュメンタリー映画『Becoming Lambert』を製作したことでも、話題となっている。

◆ シングル情報

ランバート
「IN IN」

https://classic.lnk.to/Lambert_IninPR

短編モキュメンタリー映画『Becoming Lambert』