ユニークな邦題の曲特集
80年代、洋楽を日本でリリースする際に、英語のままではなく、日本語のタイトルをつけてリリースするという流れがあった。代表的なもので言えば、シンディ・ローパーの「Girls Just Want To Have Fun」。この曲の邦題は、
「ハイスクールはダンステリア」で、「??」と、なる方も多いのではないだろうか。その後、邦題をつける流れは小さくなったものの、最近でも邦題が付けられることはある。しかもユニークな。今回は、そう言ったユニークな邦題の曲をピックアップ。
テイラー・スイフト
We Are never Ever Getting Back Together  Taylor Swift
212月には来日公演も予定されている、世界の歌姫テイラー・スイフト。彼女の代表曲の一つでもある、「We Are Never Ever Getting back Together」の邦題は「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」・・・
ほぼ直訳な邦題だ。英語の「Never ever」の部分も、「絶対に絶対に」と、日本語にしているあたりがかなり徹底している。Google翻訳にでもかけたのかのような邦題。皆さんは、元のタイトルとどっちが馴染みがありますか?
The 1975
I like it when you sleep,for you are so beautiful yet so unaware of it. The 1975
これも、直訳的邦題。
「君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気付いていないから。」となる。まるで中学校の英語の教科書に出てきそうなタイトルだ。ちなみに、このタイトルは、アルバムのタイトルにもなっていて、全米1位を獲得したアルバムとしては、史上最も長いタイトルのアルバムなんだとか。英語でも長いタイトルだが、一時期、日本の音楽でも長いタイトルが流行った時期があった。「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない(B’z)」、「愛しさと切なさと心強さと(篠原涼子)」、「愛を語るより口づけをかわそう(WANDS)」などなど。
ハリソン
We Are Young Fun.
2013年にリリースされた曲で、第55回グラミー賞では最優秀楽曲賞に輝いた名曲である。しかし、その邦題はなかなか衝撃的なものだ。
「伝説のヤングマン 〜ウィー・アー・ヤング〜」。
なぜ、ヤングマンなのか、なぜ伝説なのかは、謎だが、
果たして、楽曲にとってプラスのイメージになるのか、マイナスのイメージになるのか、難しいところだ。
グウェン・ステファニー
Wind It Up Gwen Stefani
オルタナティブ・ロックバンド、No Doubtのボーカル、グウェン・ステファニーのソロナンバー、「Wind It Up」。No Doubtファンからすれば、冒頭からヨーデルのような歌が入ってくるという、楽曲自体もなかなかのインパクトだったが、邦題はさらにインパクトのあるものだった。「グウェン姐さんのネジ巻き行進曲」・・・
確かに、姐さんっぽいところはある。しかし、ネジ巻き行進曲って・・・?
なかなか意味不明である。
ジェイソン・デルーロ
Watcha Say Jason Derulo
ジェイソン・デルーロのデビューシングルで、イモージェン・ヒープの「Hide & Seek」をサンプリングした「Watcha Say」。
衝撃の邦題は、「ワッチャ・セイ、僕のせい」。まさかのダジャレ。
逆に潔さを感じなくもないが・・・
実際のところ、邦題はインパクトがあるが、最近の楽曲に関しては、どこまでリスナーの記憶に残っているのだろうか??