SYMPHONIA9年間の軌跡
番組改編期は新番組が始まるとともに長年やってきた番組が終わる季節でもある。私も今回の改編ではTOKYO FMで9年間という長い期間制作を続けてきた「SYMPHONIA」が終了することになった。 9年前に番組が始まる時は急…
コラム
番組改編期は新番組が始まるとともに長年やってきた番組が終わる季節でもある。私も今回の改編ではTOKYO FMで9年間という長い期間制作を続けてきた「SYMPHONIA」が終了することになった。 9年前に番組が始まる時は急…
新番組が始まる季節である。放送業界は4月と10月が番組編成の変わる時期であり、3月ともなると終わる番組と始まる番組が交錯して、制作現場は何かと慌ただしい。 衛星デジタル音楽放送ミュージックバードでは4月から新番組「人生を…
最近チャイコフスキーづいている。クルレンツィスとコパチンスカヤの衝撃の来日コンサートも記憶に新しいが、番組制作の中で、音源にノイズが乗ったのでは? というリスナーからの指摘を受けて交響曲をまるまる検聴したのも、偶然にもチ…
2月は短いのであっという間に過ぎてしまったが、その終わりと3月の頭にかけてタイプの違うヴァイオリンのコンサートを3回聴く機会があった。その中でコンサートのマナーについて気になったことがいくつかあったので、それも含めてここ…
前回のコラムで書いた大阪へのコンサート遠征から戻った翌日、私はすぐに番組の収録が控えていた。午前11時半からTOKYO FMの SYMPHONIAの収録。新幹線が遅れたらどうしよう、というギリギリの時間ではあったが、ほぼ…
私が大阪のフェスティバルホールへ行くのは5ヶ月ぶりである。前回は9月にサイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団のバーンスタインとマーラーのプログラムを聴きたいがために遠征した。この冬、ヴァイオリニストのパトリツィア・コパチン…
私は今まさに、放送局のスタジオで絶賛番組制作中である。具体的にどんな作業をしているかというと、ハイレゾ音源を黙々と録音しているところだ。 これは私が制作を担当している、衛星デジタル音楽放送ミュージックバードのオーディオ・…
モーツァルトの4大傑作オペラといえば「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」と現在でも度々上演される人気ある演目が並ぶ。思えば私が高校生の時に初めて観たオペラは「フィガロ」だった。このモ…
オペラの話題が続くのだが、先日ライブビューイングでオペラを2本続けて観る機会があった。1本はワーグナーの大作、「ワルキューレ」、もう1本はニコ・ミューリーの新作オペラ「マーニー」である。 「ワルキューレ」の方はご存知の通…