修道女への憧憬と祈り
女子の中二病的なところもあるが10代の頃、私は修道女に憧れたものである。キリスト教文学も好きだったし、それに修道女の衣装というのがとても好きだった。今ならさしずめシスターのコスプレというところだろうが、究極のシンプルなシ…
清水葉子
女子の中二病的なところもあるが10代の頃、私は修道女に憧れたものである。キリスト教文学も好きだったし、それに修道女の衣装というのがとても好きだった。今ならさしずめシスターのコスプレというところだろうが、究極のシンプルなシ…
今回は直接音楽に関係ないのだが、とある映画の試写会に行った話から書いてみたい。 「モデル 雅子 を追う旅」というタイトルのその映画は、ファッションモデルとして30年の長きに渡って活躍し、2015年の1月に50歳で希少がん…
先日の金曜日、ラジオパーソナリティである友人の浜菜みやこさんがクラシックのサロンコンサートに誘ってくれた。彼女とは長い付き合いで、いわゆるクラシック音楽畑の人ではないのだが、同じ職場で出会ってから同世代ということもあって…
おっちょこちょいのエピソードを度々ここで大っぴらに披露するのもどうかと思うのだが、ラジオ制作の裏話的なネタもあった方がいいだろうと思って、意を決して今回はここに書くことにする。 現在の私の担当番組は週末に集中している。ま…
最近オペラにご執心の構成作家の友人、K女史から「明日の日曜日に『ワルキューレ』を観に行かない?」と連絡が来た。 そう、METライブビューイングの今季9作目『ワルキューレ』が金曜日から公開になっていた。以前と違って現在は金…
ゴールデンウィークの風物詩と言えばラ・フォル・ジュルネである。今年は10連休ということで世間は大騒ぎだったが、私の担当番組はほとんど通常通りに収録をすることになっていたので、合間に合間に仕事をこなしながら、席が残っている…
少し前に9年間担当した番組SYMPHONIAについてのコラムを書いたのだが、上には上がいるもので、平成30年間を跨いで、今なお続いている番組がある。その驚異の番組、TOKYO FMで放送中の「トランス・ワールド・ミュージ…
音楽コラムという名のもとに好き勝手を書かせていただき、はや2年経つのだが、いわゆる音楽評論ではないにしても、自分が聴いたコンサートの感想などはやはり多くなる。今回もプロの評論家が書きそうもないことを含めて感想文を書いてみ…
番組の中で使用する音源はクラシック音楽の場合、基本的にCDだがミュージックバードの放送ではハイレゾ音源の場合もある。24bit放送という高音質でもあるので、これは他の放送局ではない特殊なものなのだが、やはりハイレゾで聴く…
いよいよ「令和」の元号が発表され、世の中では「平成」を振り返る、という趣旨の企画がたくさんあるようだ。平成の30年は今上天皇が存命のうちに終わりを迎える、という今までにない穏和な形でもあるし、そうした企画を作る側の世代が…