我が偏愛のタルコフスキー
レディースデーというものをもっと有効に活用しようと思い立って、近頃毎週水曜日は映画鑑賞をしている。そうすると自然に上映プログラムを頻繁にチェックするようになり、何年かに一度訪れる「特集上映を制覇する」という個人的なマイブ…
レディースデーというものをもっと有効に活用しようと思い立って、近頃毎週水曜日は映画鑑賞をしている。そうすると自然に上映プログラムを頻繁にチェックするようになり、何年かに一度訪れる「特集上映を制覇する」という個人的なマイブ…
バッハのマタイ受難曲は私にとって特別な音楽だ。 初めて聴いたのは高校生の頃。今は亡きソルフェージュの先生がバリトン歌手で、ドイツのライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と聖トーマス教会合唱団の「マタイ」を絶賛していたのが…
新番組が始まる季節である。放送業界は4月と10月が番組編成の変わる時期であり、3月ともなると終わる番組と始まる番組が交錯して、制作現場は何かと慌ただしい。 衛星デジタル音楽放送ミュージックバードでは4月から新番組「人生を…
突然だが私は何年か前からジムで定期的にトレーニングをしている。もともと体が硬く、ラジオの仕事を始めてからは編集作業や原稿書きなどでずっとパソコンに向かっていることも多いので、肩凝りや腰痛になりやすく、これが慢性化してしま…
銀座の王子ホールで高校時代の友人がピアノリサイタルをやるというので、開演前に友人らと久しぶりに顔を合わせて食事もすることになった。 その日集まった音大の付属高校時代のメンバーはかつてピアノ科の生徒で、今では結婚して家庭を…
バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータと言えば、ヴァイオリンのソロ作品の中でも音楽史上最高の傑作であることは疑いようがない。 icon-youtube-play バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト…
ヴィキングル・オラフソン。 ちょっと風変わりな名前であるそのピアニストはアイスランド人。聞けばアイスランドというのはファミリー・ネームという概念がないそうで、彼の場合もヴィキングルが名前でオラフソンというのは父親の名前に…
前回のコラムから引き続き生誕100年のベルイマン特集上映についての映画鑑賞日記。1960年代に作られた彼の中期の傑作「神の沈黙」三部作はモノクローム映像で信仰と愛がテーマだった。この三部作以降、女性をクローズアップした作…
世間はゴールデンウィークだが、番組制作の現場はそんなゆとりは全くない。特に連休前のバタバタ振りといったら毎年もう少し早く準備しておくんだった、と後悔しているのに何故か今年も同じようにバタバタしている。当然生活がすさんでく…
仕事でいつもお世話になっている音楽評論家の山崎浩太郎さんが「爆クラ」に出演するというので、先日の夜、代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」に出かけた。マルチに活躍する湯山玲子さんの主催するこのトークライブは、クラシ…