ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024
ゴールデンウィークの東京の過ごし方といえば、今年もラ・フォル・ジュルネ・TOKYO(LFJ)で決まりである。何やら冒頭CM口調だが、有楽町にある東京国際フォーラムを中心に行われる音楽祭はコロナ禍で中止を余儀なくされた年も…
ゴールデンウィークの東京の過ごし方といえば、今年もラ・フォル・ジュルネ・TOKYO(LFJ)で決まりである。何やら冒頭CM口調だが、有楽町にある東京国際フォーラムを中心に行われる音楽祭はコロナ禍で中止を余儀なくされた年も…
先日、パーカッショニストの加藤訓子さんのニューアルバムプレス発表会&試聴会にお邪魔した。加藤さんはこれまでもLINNレコーズからアルバムをリリースしていて、これが7枚目となる。 LINNといえばイギリスの高級オーディオメ…
その日、ピアニストのマウリツィオ・ポリーニが亡くなったというニュースが世界中を駆け巡った。ピアノを愛する人にとってこれははただの訃報ではない。「時代の終焉」「巨星墜つ」といった言葉が頭をよぎったことだろう。近年はコンサー…
春はイベントの多い季節だが、私が楽しみにしているイベントもこの時期に集中している。その一つが東京・上野を中心に開催している「東京・春・音楽祭」である。ご存知のように上野公園周辺には博物館や美術館が多く存在しているので、こ…
久しぶりのサントリーホール。東京フィルハーモニー交響楽団の第999回サントリー定期は首席指揮者アンドレア・バッティストーニ指揮によるオルフの「カルミナ・ブラーナ」である。バッティストーニの音楽性は、この爆発的なエネルギー…
仕事柄クラシック音楽のコンサートにはよく出かける。でもいつも素晴らしい演奏が聴けるか、というとそうでもないのが正直なところだ。こんなことを言うと怒られそうだが、退屈で眠くなってしまったり、帰りたくなってしまうようなコンサ…
立春を過ぎてもまだまだ寒いと思っていたが、昼間は暖かい日差しが降り注ぐ。こうなるとロングブーツを脱いで久しぶりに軽やかにバレエシューズを履いて出掛けたくなる。そんな春めいた装いで東銀座に向かった。 METライブビューイン…
2月9日の夜、指揮者の小澤征爾の訃報が世界中を駆けめぐった。彼が長く音楽監督を務めたボストン交響楽団では追悼コメントとともに、バッハのアリアがしめやかにコンサートで演奏された。またウィーン・フィルやベルリン・フィルなども…
私が長年制作に携わってきたミュージックバードのクラシックチャンネルの番組が2月末で終了となる。衛星放送という特殊な形態はインターネットで気軽に音楽をダウンロードする現代において継続するには難しくなっていたのかもしれない。…