拍手
私はライヴ音源を使った番組を制作することも多いのだが、そこに付きものなのが、「拍手」である。 思えばコンサートに限らず、スピーチや特定の人物が登場した時など、私達は無意識に手を叩いて敬意を表しているが、これはいつ頃からの…
私はライヴ音源を使った番組を制作することも多いのだが、そこに付きものなのが、「拍手」である。 思えばコンサートに限らず、スピーチや特定の人物が登場した時など、私達は無意識に手を叩いて敬意を表しているが、これはいつ頃からの…
ミュージックバード、クラシックチャンネル恒例の「年末放談」といえば、看板特別番組。既に10年以上続く長寿番組でもある。今年もその収録の時期がやってきた。出演はお馴染み政治思想研究家であり音楽評論家の片山杜秀さんと、私も番…
目下私の一推しのアイスランドのピアニスト、ヴィキングル・オラフソンがこのコロナ禍に来日するという情報を耳にした。しかも共演は、これまた生でその演奏を聴いて以来すっかりファンとなってしまったヴァイオリニストの庄司紗矢香とな…
2020年も終盤。今年最も大きく取り上げられているのはベートーヴェンの生誕250年だが、演奏家も記念年を迎えた人がいる。伝説のピアニスト、生誕100年のアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリもその一人だ。今でもカリス…
レディースデーというものをもっと有効に活用しようと思い立って、近頃毎週水曜日は映画鑑賞をしている。そうすると自然に上映プログラムを頻繁にチェックするようになり、何年かに一度訪れる「特集上映を制覇する」という個人的なマイブ…
前回ウィーン・フィルの来日について少し触れたのだが、欧米では再び新型コロナ・ウィルスの感染拡大が懸念される中、彼らの来日公演は全て行われることとなった。もちろん指揮者のワレリー・ゲルギエフも共に、である。これは日本の音楽…
2020年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の来日が決定した。欧米のオーケストラやアーティストの来日が軒並み中止となっている中、しかも本国オーストリアではロックダウンという最中に、このニュースはクラシック音楽業界では少な…
今話題の映画「TENET」を観た。冒頭から凄まじい勢いでストーリーが展開していくのだが、始まりはキエフのオペラハウス。そこでテロリストが舞台上に現れ、オーケストラの中に乱入し、楽器を叩きつけ人々を殺傷するシーンは音楽に携…
ウィズコロナ時代の人付き合いはなかなか微妙である。外食自体を躊躇する人がいるかと思えば、少人数であればさほど神経質にならない人もいる。同じ感覚を持ち合わせていればスムーズだが、そうでない場合、相手の考えは当然尊重するけれ…
「Nessun Dorma!〜誰も寝てはならぬ」 プッチーニのオペラ「トゥーランドット」の劇中でも1番のハイライトであるこのアリアは、2006年のトリノオリンピックで金メダルを獲った、フィギュアスケートの荒川静香選手がフ…